
【阪神11R・しらさぎステークス】昨年までの米子Sが、G3に格上げされて行われる新設重賞。関東から実績馬2頭が参戦してきたが、◎にはレーベンスティールをチョイスする。ここまで重賞3勝の実績馬だが、昨年の天皇賞・秋で8着。前走のアメリカJCCではこれまで重賞2勝を挙げる2200メートルだったが、中団から伸びを欠いて12着に終わった。乗り難しい面が出てきたことにより、陣営は初のマイル戦に方針を転換してきた。
放牧から帰ってきて美浦で乗り込まれたのち、5日に栗東に入厩。最終追い切りはCWコースで6ハロン81秒5―11秒3を余力十分にマークして、態勢は整った。穂苅助手も「操縦性が向上して、乗りやすくなった。ワンターンのコースもいいと思う」と課題克服に期待を込める。59キロの斤量は、昨年のエプソムCを勝利と克服済み。新境地を切り開く。
相手は昨年のオークス、秋華賞を完勝したチェルヴィニア。近走の敗因がはっきりしないが、能力を出せれば当然、勝ち負けになる。51キロで参戦する3歳馬ダンツエランも、状態が良く警戒したい。