25日の函館競馬場で調教を一般公開 調教後にはパドックを開放して騎手と交流

25日の調教終了後、函館競馬場のパドックはファンに開放された(カメラ・高橋 由二)
25日の調教終了後、函館競馬場のパドックはファンに開放された(カメラ・高橋 由二)

 29日の函館記念に向けた追い切りが行われた25日の函館競馬場で、公開調教が行われた。来場した355人のファンが普段、見ることができない調教を熱心に見届けた。また、調教後にはパドックを開放。藤岡佑介騎手や古川奈穂騎手など数名のジョッキーが姿を見せ、写真撮影に応じるなどファンと交流した。

 藤岡騎手は「函館は開催が短いし距離感が近いので、こういった特殊なイベントができる競馬場。母が函館出身で小さい頃から来ていたので、盛り上がってくれるとうれしいです。参加されている方を見ると年齢層も随分、幅広くなってきた印象。職業柄、普段は厳しい声の方が目につくけど、実際に温かい声をかけてもらえると、応援してもらえているんだなと思いました。今回のイベントでもお客様同士でマナーを守っていただいたし、最近はウィナーズサークルでも順番をしっかり守ったり、マナーを守ってくれる方が多い。そうなると僕たちも『次も』となるので、いつもありがたく思っています」とファンとの交流を刺激に、競馬を盛り上げようという気持ちがさらに高まった様子だった。

 イベントに参加した東京在住の26歳男性と25歳の女性は「このイベントに日程を調整して参加しました。競馬場には行きますけど調教が見られることはほとんどないですし、騎手の皆さんもパドックに出てきてくれたので、すごく貴重な経験になりました」と大満足だった。

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