TCK女王盃 JpnⅢ  2023年1月25日(水) 大井競馬場 16:35 発走 ダ1800m

出走表

TCK女王盃の出走表はこちら

予想

【報知新聞社・大上賢一郎記者】

大上賢一郎記者

◎ヴァレーデラルナ
〇グランブリッジ
▲テリオスベル
△プリティーチャンス
3連単の1着固定。相手は⑦③⑤。6点

10戦目でJBCレディスクラシックを制し、現在充実著しいヴァレーデラルナを本命に指名する。ストームキャット系ジャンプスタート産駒の母セレスタはアルゼンチン2歳牝馬チャンピオン。ハーツクライとの配合の兄2頭は、大成しきれずにいるが、ドゥラメンテ牝馬の本馬は芝のデビュー戦4着の後、砂に転じ、一気にブレークした。ダート戦において連対を外したことがない安定感がセールスポイント。スタートが良く、スッと好位を取っての立ち回り力、レースセンスは秀逸。中山、小倉、盛岡の輸送も問題なくこなした順応力も評価できる。500キロの雄大な馬格、牝馬離れしたパワーで初の大井コース、56キロは問題なくクリアできるとジャッジする。JBCレディスクラシック2着、クイーン賞2着のグランブリッジは、先行力を生かし、どこまで迫れるか。レディスプレリュード1、2着のプリティーチャンス、テリオスベルは、大井適性証明済みで、前記2頭への食い込みもある。

大上賢一郎(おおうえ・けんいちろう)1969年3月7日、徳島県生まれ。BSイレブン競馬中継出演中。競馬歴34年、競馬記者歴13年。本命、穴に関係なく勝つ確率が最も高いと信じる馬に本命を打つスタイル。

【報知新聞社・牧野博光記者】

牧野博光記者

◎ヴァレーデラルナ
○プリティーチャンス
▲テリオスベル
★グランブリッジ
△ナンヨーアイボリー
3連単フォーメーション②-⑤③ー⑤③⑦⑥ 6点

この枠順の並びなら、新ダート女王の座を手にしたヴァレーデラルナの連勝が止まりそうもない。レースのポイントは、主導権を握りたいテリオスベルの枠順。しぶとい持久力が最大の武器になるものの、初速が遅いタイプの逃げ馬だけに、内寄りの3番枠は歓迎材料ではなく、ライバルをさばきながら序盤でエネルギーを浪費する可能性は高い。
その一方で、前走のレディスクラシックを制した女王はポジションにこだわらない自在性が魅力。前走は初めての地方競馬参戦、しかも牝馬のダート頂上決定戦で結果を出したように、コースが替わってレースぶりが安定している順応性は見逃せない。ライバルになるJRA勢とは前走でほぼ勝負付けが済んでいると断言してもいい。レース間隔は2か月以上も空いたが、昨年末からしっかり乗り込めている点から調整過程に不安はない。絞りづらい時期だけに、よっぽど馬体重が増量していない限り、女王に恥じない結果を示してくれるだろう。

牧野博光(まきの・ひろみつ)1974年2月18日、長野県生まれ。中央競馬担当は2002年秋から。14~17年秋まで中央競馬の東京本紙予想担当を経て競馬担当デスクへ。予想は本命サイドを中心に組み立てるが、人気に関係なく柔軟に構える。

【報知穴予想】

◎プリティーチャンス
〇ヴァレーデラルナ
▲グランブリッジ
△テリオスベル
△コスモポポラリタ
3連単⑤、②の軸2頭マルチ、⑦③①へ。18点

シンボリクリスエス産駒のプリティーチャンスは芝の初戦で大敗(15着)。2戦目からダートに転向し、一昨年、重賞初挑戦のみやこSで4着に入ってからは、掲示板を外したのは一度のみの安定感を誇る。昨年10月のレディスプレリュードでは、浅めブリンカー装着でスタートからの行きっぷりが格段に良化し、5番手からの抜け出しで悲願の重賞初Vを果たした。続く盛岡のJBCレディスクラシックは0秒3差5着も、走りのバランス的に左回りより右回りの方がベター。現在の充実ぶりは目を見張るだけに、地力が生きる得意の条件、ムルザバエフ騎手とのコンビで一気の頂点ゲットがあっていい。JBCレディスクラシックを制したヴァレーデラルナ、同2着のグランブリッジ、立ち回り巧みなテリオスベルも圏内。

注目馬

JRA

ヴァレーデラルナ

牝4歳、栗東・藤原英昭厩舎、10戦5勝【5・4・0・1】
父:ドゥラメンテ
母:セレスタ
母の父:ジャンプスタート
馬主=ラ・メール
生産牧場=ノーザンファーム

母のセレスタはアルゼンチン2歳牝馬チャンピオンで、GI・エストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典の勝ち馬。本馬は、芝のデビュー戦で4着の後、ダートに転じ、10戦目でGⅠ・JBCレディスクラシックを制した。牝馬離れしたパワーでダート戦において連対を外したことがない安定感を誇り、今年の大ブレークが期待されている一頭。

グランブリッジ

牝4歳、栗東・新谷功一厩舎、9戦4勝【4・2・2・1】
父:シニスターミニスター
母:ディレットリーチェ
母の父:ダイワメジャー
馬主=サイプレスホールディングス
生産牧場=金舛幸夫

祖母のブロンコーネ(父ブライアンズタイム)は、フローラS2着馬。父シニスターミニスターは、絶対王者テーオーケインズを出し、名を上げたパワーサイアー。5戦目の1勝クラスを勝って挑んだ関東オークスは逃げたラブパイローをかわして重賞初V。ブリーダーズゴールドで連勝を果たし、JBCレディスクラシックではヴァレーデラルナの2着、クイーン賞はテリオスベルの2着と、好位からの確実な立ち回りに定評がある。

テリオスベル

牝6歳、美浦・田島俊明厩舎、28戦6勝【6・3・1・18】
父:キズナ
母:アーリースプリング
母の父:クロフネ
馬主=鈴木美江子
生産牧場=野坂牧場

母系にスピード女王カレンチャンが構える一族の出身。芝でキャリアをスタートさせ、ダート転向後、徐々に力をつけると、5歳春に一気覚醒。3勝クラス、オープン・スレイプニルSで連勝を果たすと、重賞初挑戦のマーキュリーCで2着。続くブリーダーズゴールドカップ3着、レディスプレリュード2着、ヴァレーデラルナが勝ったJBCレディスクラシックは6着に完敗も、続くクイーン賞を逃げ切って重賞初制覇を果たした。6歳もまだ衰える気配はなく、先行力を生かし、ここも上位争いに加わる。

ナンヨーアイボリー

牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎、21戦4勝【4・1・0・16】
父:ロードカナロア
母:ナンヨーカノン
母の父:フジキセキ
馬主=中村徳也
生産牧場=ノーザンファーム

ロードカナロア×フジキセキの配合。アンブライドルド産駒の祖母ピラミマの系統からは、大阪杯、ジャパンC勝ち馬のスワーヴリチャード(父ハーツクライ)が出ており、スケール感にあふれる一族の出身。本馬は昨年3月、初めてのダート戦で1勝クラスを卒業し、砂5戦で3勝クラスをパス。オープン入り後2戦で勝ち星がないが、まだレースぶり、脚質を模索している感もあり、血統背景も含め、まだ変わり身が期待できる素材だろう。

プリティーチャンス

牝6歳、栗東・野中賢二厩舎、20戦5勝【5・2・2・11】
父:シンボリクリスエス
母:フューチャサンデー
母の父:サンデーサイレンス
馬主=廣崎利洋HD
生産牧場=藤原牧場

初戦15着で芝に見切りをつけ、2戦目からダート戦に投入。一昨年11月に重賞初挑戦のみやこS4着してからは、8戦すべて重賞を使われ、掲示板を一度しか外していない安定感がセールスポイント。昨年10月のレディスプレリュードで悲願の重賞初Vを果たした。続くJBCレディスクラシックも0秒3差5着と駆けており、現在の充実ぶりは目を見張る。地力が生きる得意の条件で、争覇圏に加わっていい。期待感十分の参戦だ。

地方

コスモポポラリタ

牝4歳、大井・宗形竹見厩舎、18戦4勝【4・3・3・8】
父:ロージズインメイ
母:コスモリープリング
母の父:ヤマニンセラフィム
馬主=ビッグレッドファーム
生産牧場=ビッグレッドファーム

父は2005年ドバイワールドCの勝ち馬。2014年JBCスプリント、2016年東京盃を制したドリームバレンチノを出した。門別で7戦4勝。2021年フローラルカップ、ブロッサムカップを勝った後、南関東へと転じ、南関東牝馬クラシックの2冠目である東京プリンセス賞2着、高知優駿3着と、能力のあるところを見せた。前走も大井の金盃トライアル(2着)で、東海菊花賞を勝ったコバルトウィングと首差の接戦を演じており、持久力、現在の充実度では負けていない。

参考レース

東京シンデレラマイル

(大井・ダート1600メートル=良馬場)
1着スーピーディキック1:40:41人気
2着トップザビル3 1/26人気
3着セパヌイール12人気

3連覇がかかるダノンレジーナが主導権を握るものの、ハナ争いにモンサンラファータ、ジュランビル、リネンファッションが絡む展開で速い流れを演出。向こう正面では縦長の展開になったが、3コーナー過ぎから後方勢が進出し始める。4コーナー手前で1番人気のスピーディキックが中団から一気に好位まで取り付けると、直線半ばで抜け出し、後続を一方的に突き放した。3馬身半差の2着には後方追走から脚を伸ばしたトップザビル。3着にはセパイヌールがなだれ込んだ。

クイーン賞

(船橋・ダート1800メートル=稍重馬場)
1着テリオスベル1:54:43人気
2着グランブリッジ22人気
3着ショウナンナデシコ71人気

最初のコーナーでリネンファッションがハナへ。1番人気のショウナンナデシコが2番手に落ち着く隊列だったが、大外枠から果敢にハナを狙ったテリオスベルが向こう正面入り口で先頭へ躍り出た時点で、かなり縦長の展開に。タフなペースを追走したショウナンナデシコの手応えが4コーナー手前で怪しくなる。4番手追走のグランブリッジが外から進出してきたが、セーフティーリードを保ったまま直線を迎えたテリオスベルが押し切った。2馬身差の2着にグランブリッジ。さらに7馬身離れた3着にショウナンナデシコが入った。

JBCレディスクラシック

(盛岡・ダート1800メートル=良馬場)
1着ヴァレーデラルナ1:50:13人気
2着グランブリッジクビ2人気
3着ショウナンナデシコ1 1/41人気

内枠のサルサディオーネがすんなり主導権を握ると、積極的に出して行った大外枠のヴァレーデラルナが2番手へ。その直後に内からショウナンナデシコが続いた。先行集団が7頭で一塊になる展開だったが、3コーナー過ぎに外からテリオスベルが動き出す。直線を先頭で迎えたヴァレーデラルナとテリオスベルの叩き合いになると思われたが、前者が200メートル過ぎに抜け出すと、外から勢いよく伸ばしてきたグランブリッジの追撃を首差で封じた。1番人気のショウナンナデシコは3着どまり。JRA勢が7着まで独占した。

レディスプレリュード

(大井・ダート1800メートル=重馬場)
1着プリティーチャンス1:51:72人気
2着テリオスベル14人気
3着ショウナンナデシコクビ1人気

序盤は逃げたショウナンナデシコに、フラーレンが続く隊列でペースは落ち着いたが、向こう正面から後方を追走していたテリオスベルが一気に先頭へ躍り出る乱ペースに。直線でもしぶとさを発揮したテリオスベルがそのまま押し切るかに思われたが、好位で脚をためたプリティーチャンスが猛追。1馬身差で差し切った。2着のテリオスベルは発馬直後に挟まれる痛恨の不利が悔やまれるが、ゴール前でショウナンナデシコを差し返す根性が光った。3着は1番人気のショウナンナデシコ。人気サイドでの決着となった。

過去の結果

2022年 第25回

天候:晴 馬場:良
1着テオレーマ1:54.21人気
2着ショウナンナデシコクビ4人気
3着ブランクチェック22人気

前年11月のJBCレディスクラシックでダート女王の座を手にしたJRAのテオレーマが人気の中心になったが、そのJBCが金沢の1500メートル戦だったことに加え、同じ舞台のレディスプレリュードで2着だった実績から、単勝は2・8倍にとどまった。
ハナに立ったのは森泰斗騎手とコンビを組んだケラススヴィアだが、交流重賞では珍しく馬群が凝縮するコンパクトな形となる展開。ペースが上がらないまま最後の直線を迎えると、横一線にばらけた馬群から勢いよく抜け出してきたのが後方で淡々と脚をためていたテオレーマだ。内で粘るショウナンナデシコを首差かわしたところで勝敗は決した。
レースのラスト2ハロンが12秒台前半を刻む上がり勝負となったが、自信を持って誘導した川田将雅騎手が2年連続の勝利を飾り、ダート女王が格の違いを見せつけた。「暑さに弱く、冬場が良い馬なので安心して調整が出来た」と説明した石坂調教師にとっては狙い澄ましたローテだったよう。2着のショウナンナデシコはここをステップに、次走から重賞4連勝へ。前年2着のレーヌブランシュは4着に後退した。

2021年 第24回

天候:晴 馬場:良
1着マルシュロレーヌ1:53.71人気
2着レーヌブランシュ1/23人気
3着プリンシアコメ―タ2 1/24人気

のちに米国で日本競馬史上初の快挙を成し遂げるマルシュロレーヌにとって、飛躍を遂げる2021年初戦になると誰が想像しただろうか。9か月半後の11月にブリーダーズカップ・ディスタフ(1800メートル)で米国ダートGⅠ制覇。日本調教馬として海外初のダートGⅠタイトルをもたらした。
未来のスターホースは、3着に好走した前走・JBCレディスクラシックの実績から1番人気に支持された。プリンシアコメータがすんなりハナを切った隊列は、9頭立ての馬群がほぼ一塊となり、後方2番手から進めたオルフェーヴル産駒は、冷静な川田将雅騎手の誘導で3コーナー手前から徐々に進出。直線では先に抜け出した先行馬が粘っていたものの、外から一気の加速でレーヌブランシュを半馬身差でねじ伏せた。
完勝と言える内容で前走の悔しさを晴らした矢作調教師は「(今年の)JBCレディスクラシックを最終的に取りたいです」と目標を掲げたが、国内どころか世界に名をとどろかせてしまうとは陣営も想像していなかったようだ。上位3頭はJRA勢が独占し、前年覇者のマドラスチェックは4着同着に敗れた。

2020年 第23回

天候:曇 馬場:重
1着マドラスチェック1:54.35人気
2着アンデスクイーンハナ2人気
3着メモリーコウ33人気

18、19年のJBCレディスクラシックで3着に好走しているファッショニスタが1番人気を背負う形となったが、重賞2勝のアンデスクイーン、オープン入りを果たしたばかりのメモリーコウを含めたJRA勢3頭に人気が集中した。
最初のコーナー前からサルサディオーネとクレイジーアクセルが激しいハナ争いを演じたが、大外枠から2頭の背後にスッと誘導したのは森泰斗騎手のマドラスチェック。3コーナー過ぎに外から前の2頭をとらえにかかると楽な手応えで直線を迎える。抜け出してからは外から迫ってきたアンデスクイーンとの叩き合いに。そのままゴールへ飛び込んだが、際どい写真判定の末、5番人気のマドラスチェックが鼻差で重賞初タイトルを手にした。
2年連続で優勝した森泰斗騎手は、98年の創設以降では初となる地方所属騎手の連覇を達成(中央所属騎手を含む4人目)。いつも寡黙な名手は、電光掲示板の1着にパートナーの馬番が点灯すると、「よしっ!」と感情を出しながら拳を握りしめる喜びようで、「大外枠を引いたのが良かった」と勝因を挙げた。1番人気のファッショニスタは見せ場なく4着に敗れた。

2019年 第22回

天候:晴 馬場:良
1着ビスカリア1:53.36人気
2着マルカンセンサー59人気
3着ラビットラン1 3/41人気

JRAの芝重賞勝ちがあるラビットランが、JBCレディスクラシック2着の実績から1番人気に。さらに当レースの17年覇者ワンミリオンス、3連勝中のエイシンセラードに加え、前走のクイーン賞制覇で勢いに乗るアイアンテーラーが参戦したが、JRA勢で最も低評価だった6番人気のビスカリアが主役を奪った。
序盤からクレイジーアクセルとアイアンテーラーがハナを争う形で縦長の展開に。3番手のエイシンセラードも含めて直線では早くも先行勢の手応えが怪しくなるなか、一気に馬群を抜け出したのは森泰斗騎手が終始内ラチ沿いの経済コースに誘導したビスカリアだった。外から進出したラビットランも伸び悩み、重賞2度目の挑戦でライバルを5馬身差もちぎった。
1600万(現3勝クラス)も勝てなかった7歳馬が遅咲きのタイトルを奪取。日本競馬史上3位タイのGⅠ競走9勝を挙げたヴァーミリアン産駒に、砂の中距離グレード初制覇をもたらした。1番人気が3着に入ったものの、出遅れた9番人気のマルカンセンサーがインから猛然と2着に食い込み、3連単は99万7380円の大波乱を巻き起こした。

2018年 第21回

天候:晴 馬場:不良
1着ミッシングリンク1:53.92人気
2着ブランシェクール24人気
3着ラインハート1 1/26人気

大雪による前日中止の影響で、1~3Rが取りやめとなった開催日。クイーン賞からの重賞連勝を狙うプリンシアコメータが断然の1番人気に支持されたが、鮮やかに逃げ切った前走同様のスタイルに持ち込まなかったのは、馬場状態が影響したのかもしれない。
主導権を握ったのは好スタートを切った内枠のオールポッシブル。さらに2頭が先手争いに加わる形となり、1番人気馬は無理せずに6番手から進めた。3角過ぎに動き始めたララベルのスパートと併せるように進出を開始したのがミッシングリンク。その2頭が併せ馬の形で直線に向くと、手応えに余裕があった後者が後続を突き放しにかかり、ブランシェクールの追撃も2馬身差で退けた。
勝ち馬はJRAの1000万(現2勝クラス)を勝ったばかりで重賞初参戦。デビューから芝で使われてきたが、ダート転向3戦目で早くもタイトルをつかむなど新女王誕生を予感させた。「手応えも反応も良かった。センスはあるし、強い勝ち方でした」と戸崎圭太騎手も満足の内容。3着には中団後方に控えていたラインハート。1番人気のプリンシアコメータは6着に終わった。

レース紹介

TCK女王盃

年明け最初の大井競馬の重賞となる、牝馬限定・交流GⅢで、JRAと地方の実力派牝馬が集結する。第1回は1998年、大井競馬場のダート2000メートルで施行され、2004年より1800メートル戦へと変更された。過去10年の優勝馬はすべてJRA勢で、地方勢直近の優勝は2012年ハルサンサン。近年は2015年の優勝馬サンビスタが、その年のチャンピオンズCを勝ち、2021年の勝ち馬マルシュロレーヌが、同年の米GI・ブリーダーズカップ・ディスタフを制するなど、ビッグレースとの結びつきも強い。1着賞金2200万円、地方所属の上位2頭にエンプレス杯の優先出走権が与えられる。

大井競馬のダート1800メートル

ゴールの200メートル手前がスタート地点で、最初のコーナーまで300メートルと距離があるため、ポジション争いは激しくならない。枠順の有利不利も少なく、4つのコーナーを回りながら脚をため、外回りコースの長い直線で、最後の持久力、そして底力が問われるコース設定になっている。

中継

テレビ中継

放送局・時間
TOKYO MX2で15時20分から17時30分まで中継。

また、テレビはもちろんインターネットでも視聴が可能。その他中継情報はこちらまで
▶︎ https://www.tokyocitykeiba.com/guide/web_tv_radio/

キャンペーン

「馬のことは馬に聞け!」キャンペーン

東京シティ競馬(TCK)は、日本競馬を盛り上げたレジェンドホースによるレース予想や、豪華声優陣がアテレコしたTCK誘導馬による重賞レース紹介などをお届けする、年末年始特別企画「馬のことは馬に聞け!」キャンペーンを実施している。

今回は、TCKで実施する2023年初の重賞「TCK女王盃」を、TCKの1年生誘導馬トロヴァオと先輩誘導馬クリールマグナムがボケ&ツッコミを交えてお知らせする。若手声優・八代拓演じるトロヴァオの自分大好きキャラに対し、先輩声優・森久保祥太郎が演じるクリールマグナムが軽快なツッコミを連発する、ユニークでクスッと笑える動画になっている。

また、TCK公式Twitter(@tck_keiba)では、東京ビーフ1万円相当が50人に当たるプレゼントキャンペーンを実施中。特設サイトでは誘導馬のオフショットも掲載されている。最終回となる動画は23日から配信。破竹の7連勝で一世を風靡したあのレジェンドホースがTCK女王盃を大予想する。

特設サイトはこちら
https://tck-campaign.jp/

JRA x TCK コラボキャンペーン

WindowsPCでInternet Explorer(IE)をご使用中のユーザー様へのお知らせ

お客様が安心して馬トクをご利用頂くため、セキュリティー強化の観点により2019年10月31日でInternet Explorer(IE)での動作サポートを終了致します。
今後は、Google Chrome、Microsoft Edgeでの使用をお願い致します。