帝王賞 JpnⅠ 2022年6月29日(水) 大井競馬場 20:10 発走 ダート右回り 外 2000m

出走表

枠番 馬番 馬名
性齢 毛色 誕生月日
父名
母名
(母父名)
騎手(所属)
負担体重 騎乗成績
調教師(所属)
馬主
生産牧場
全成績
ダート左周り成績
ダート右回り成績
当競馬場成績
うち当距離成績
最高タイム 良馬場のみ
過去走(左から最新)
着順 競走日 馬場状態(馬場水分) 出走頭数
競馬場/ナイター区分 コース区分/距離 馬番
レース名
人気 馬体重 減量/騎手/負担重量(積載重量)
タイム コーナー通過順 上がり3Fタイム
1着馬とのタイム差 1着馬名
1 1 スワーヴアラミス 牡7 鹿毛 03.26生 ハーツクライ ベイトゥベイ (Sligo Bay) 松田大(JRA) 57.0 5-2-2-8 須貝尚(JRA) (株)NICKS (有)社台コーポレー
9- 5- 4- 14
2- 0- 0- 5
7- 5- 3- 4
0- 0- 0- 0
0- 0- 0- 0
良-
5 22.05.21 良 16頭 J中京 左1900 8番 平安SGIII 6490 松田大 58.0 1:58.1 5 5 4 5 37.0 1.1 テーオーケインズ 13 22.02.20 重 16頭 J東京 左1600 10番 フェブラリーSGI 9490 松田大 57.0 1:35.5 10 10 35.6 1.7 カフェファラオ 1 22.01.23 良 16頭 J中京 左1800 5番 東海テレビ杯東海SGII 7492 松田大 56.0 1:51.7 10 10 7 8 37.2 0.1 オーヴェルニュ 8 21.12.05 良 16頭 J中京 左1800 8番 チャンピオンズCGI 15486 松田大 57.0 1:51.3 15 15 13 13 36.6 1.6 テーオーケインズ 7 21.11.07 良 16頭 J阪神 右1800 7番 みやこSGIII 4478 松田大 57.0 1:51.7 11 10 10 10 36.8 0.9 メイショウハリオ
2 2 オメガパフューム 牡7 芦毛 04.06生 スウェプトオーヴァーボード オメガフレグランス (ゴールドアリュール) Mデム(JRA) 57.0 7-5-2-2 安田翔(JRA) 原禮子 社台ファーム
11- 7- 2- 4
0- 2- 1- 3
11- 5- 1- 1
5- 3- 0- 1
5- 3- 0- 1
2:03.0 良2:04.1
1 22.04.17 良 16頭 J阪神 右1800 8番 アンタレスSGIII 2464 横山和 59.0 1:50.5 12 12 12 11 36.3 0.1 グロリアムンディ 1 21.12.29 良 15頭 大井ナ 右2000 9番 東京大賞典GI 1458 Mデム 57.0 2:04.1 8 8 3 3 37.2 0.1 クリンチャー 2 21.11.03 良 12頭 金沢 右2100 3番 JBCクラシックJpnI 2462 Mデム 57.0 2:13.2 10 10 7 6 35.4 0.1 ミューチャリー 5 21.06.30 重 13頭 大井ナ 右2000 8番 帝王賞JpnI 1455 Mデム 57.0 2:03.8 8 8 9 7 37.7 1.1 テーオーケインズ 2 21.01.27 重 10頭 川崎 左2100 8番 川崎記念【指定交流】JpnI 1455 Mデム 57.0 2:15.5 4 4 3 4 37.4 0.6 カジノフォンテン
3 3 ノンコノユメ セン10 栃栗毛 03.28生 トワイニング ノンコ (アグネスタキオン) 真島大(大井) 57.0 1-5-2-5 荒山勝(大井) 山田広太郎 社台ファーム
9- 10- 5- 21
6- 2- 2- 12
3- 8- 3- 8
2- 7- 3- 6
1- 4- 1- 5
2:03.0 良2:05.0
2 22.05.25 良 15頭 大井ナ 右2000 8番 大井記念4上オープン重賞 5455 真島大 57.0 2:05.0 11 11 10 9 36.6 0.1 ランリョウオー 3 22.04.21 重 16頭 大井ナ 右1800 7番 ブリリアントカップ4上オープン 3459 真島大 57.0 1:52.0 8 8 8 8 37.9 0.7 ロードゴラッソ 10 21.12.29 良 15頭 大井ナ 右2000 8番 東京大賞典GI 6454 真島大 57.0 2:06.4 5 4 10 10 39.1 2.3 オメガパフューム 5 21.09.29 良 11頭 船橋ナ 左1800 8番 日本テレビ盃JpnII 4461 真島大 57.0 1:54.0 5 5 5 6 39.3 0.5 サルサディオーネ 2 21.06.30 重 13頭 大井ナ 右2000 11番 帝王賞JpnI 10456 真島大 57.0 2:03.3 10 10 10 8 36.9 0.6 テーオーケインズ
4 4 ネオブレイブ 牡6 栗毛 03.22生 フリオーソ スズノメガミ (Wild Rush) 今野忠(川崎) 57.0 0-0-0-1 米田英(大井) 西田俊二 小河豊水
4- 1- 3- 25
3- 0- 1- 16
1- 1- 2- 9
0- 0- 0- 4
0- 0- 0- 1
2:07.4 良-
9 22.06.10 稍重 12頭 大井ナ 右1800 1番 スポーツ報知賞A2一B1一選抜 6523 本橋孝 57.0 1:54.3 12 12 5 5 38.6 0.7 サトノディード 6 22.05.13 不良 10頭 大井ナ 右1800 2番 エメラルド賞A2一選抜特別 2522 笹川翼 56.0 1:53.2 2 2 2 3 38.6 1.1 マースインディ 7 22.04.22 重 15頭 大井ナ 右2000 15番 エイプリル賞A2一B1一選抜特 4522 笹川翼 57.0 2:07.4 12 12 12 9 37.4 1.3 パストーソ 5 22.03.31 稍重 16頭 大井ナ 右1800 8番 隅田川オープン4上特別 6525 今野忠 55.0 1:54.2 6 6 5 4 38.9 1.2 マグナレガーロ 10 22.02.05 良 16頭 J中京 左1900 10番 アルデバランS4歳上オープン 7526 藤岡佑 56.0 2:00.6 14 15 16 16 36.6 1.3 スマッシングハーツ
5 5 オーヴェルニュ 牡6 鹿毛 05.08生 スマートファルコン ギュイエンヌ (タニノギムレット) 福永祐(JRA) 57.0 1-0-0-3 西村真(JRA) 杉山忠国 明治牧場
8- 4- 0- 15
3- 1- 0- 4
5- 3- 0- 9
0- 0- 0- 1
0- 0- 0- 1
2:04.0 良-
6 22.05.21 良 16頭 J中京 左1900 2番 平安SGIII 2478 福永祐 57.0 1:58.3 7 5 7 6 36.9 1.3 テーオーケインズ 8 22.04.17 良 16頭 J阪神 右1800 16番 アンタレスSGIII 5478 鮫島駿 57.0 1:51.1 6 7 4 5 37.3 0.6 オメガパフューム 2 22.01.23 良 16頭 J中京 左1800 11番 東海テレビ杯東海SGII 1482 團野大 57.0 1:51.8 4 4 4 2 37.7 0.1 スワーヴアラミス 6 21.12.05 良 16頭 J中京 左1800 9番 チャンピオンズCGI 5478 福永祐 57.0 1:51.1 8 8 10 11 36.7 1.4 テーオーケインズ 12 21.11.07 良 16頭 J阪神右1800 9番 みやこSGIII 3480 和田竜 58.0 1:52.4 3 3 6 7 37.9 1.6 メイショウハリオ
6 6 チュウワウィザード 牡7 青鹿毛 04.19生 キングカメハメハ チュウワブロッサム (デュランダル) 川田将(JRA) 57.0 8-2-2-0 大久龍(JRA) 中西忍 ノーザンファーム
11- 5- 6- 3
6- 2- 1- 1
5- 2- 4- 1
0- 1- 2- 1
0- 1- 2- 1
2:03.4 良-
3 22.03.26 良 10頭 UAE 2000 ドバイワールドCGI    - 川田将 57.0         カントリーグラマー 1 22.02.02 良 13頭 川崎 左2100 3番 川崎記念JpnI 1488 川田将 57.0 2:14.9 5 5 5 3 38.3 0.9 エルデュクラージュ 2 21.12.05 良 16頭 J中京 左1800 13番 チャンピオンズCGI 3488 戸崎圭 57.0 1:50.7 10 10 11 11 36.2 1.0 テーオーケインズ 3 21.11.03 良 12頭 金沢 右2100 1番 JBCクラシックJpnI 3484 戸崎圭 57.0 2:13.4 4 4 5 4 35.9 0.3 ミューチャリー 6 21.06.30 重 13頭 大井ナ 右2000 7番 帝王賞JpnI 2487 戸崎圭 57.0 2:04.0 6 6 6 10 38.0 1.3 テーオーケインズ
7 7 クリンチャー 牡8 鹿毛 03.10生 ディープスカイ ザフェイツ (ブライアンズタイム) 森泰斗(船橋) 57.0 0-0-0-0 宮本博(JRA) 前田幸治 平山牧場
7- 6- 4- 16
0- 0- 0- 2
4- 5- 2- 2
0- 1- 1- 0
0- 1- 1- 0
2:03.4 良2:04.2
1 22.03.10 良 12頭 名古屋 右1900 7番 名古屋大賞典JpnIII 1488 川田将 58.0 2:03.4 5 5 5 4 38.5 0.0 ケイアイパープル 2 21.12.29 良 15頭 大井ナ 右2000 12番 東京大賞典GI 3483 川田将 57.0 2:04.2 3 3 4 4 37.2 0.1 オメガパフューム 14 21.12.05 良 16頭 J中京 左1800 12番 チャンピオンズCGI 8498 川田将 57.0 1:52.4 7 7 7 8 38.1 2.7 テーオーケインズ 6 21.11.07 良 16頭 J阪神 右1800 11番 みやこSGIII 1494 武 豊 57.0 1:51.6 5 5 3 3 37.5 0.8 メイショウハリオ 3 21.06.30 重 13頭 大井ナ 右2000 13番 帝王賞JpnI 6490 ルメール 57.0 2:03.4 4 4 4 4 37.5 0.7 テーオーケインズ
8 8 テーオーケインズ 牡5 栗毛 04.27生 シニスターミニスター マキシムカフェ (マンハッタンカフェ) 松山弘(JRA) 57.0 7-1-1-3 高柳大(JRA) 小笹公也 ヤナガワ牧場
9- 2- 2- 4
4- 0- 1- 0
5- 2- 1- 3
1- 0- 0- 1
1- 0- 0- 1
2:02.7 良2:07.1
1 22.05.21 良 16頭 J中京 左1900 4番 平安SGIII 1500 松山弘 59.0 1:57.0 3 3 4 4 35.9 0.4 ケイアイパープル 8 22.02.26 良 14頭 外国 1800 サウジCGI   松山弘 57.0 1:53.0   2.5 エンブレムロード 1 21.12.05 良 16頭 J中京 左1800 6番 チャンピオンズCGI 1498 松山弘 57.0 1:49.7 5 5 6 6 35.5 1.0 チュウワウィザード 4 21.11.03 良 12頭 金沢 右2100 4番 JBCクラシックJpnI 1492 松山弘 57.0 2:13.5 6 4 5 4 36.0 0.4 ミューチャリー 1 21.06.30 重 13頭 大井ナ 右2000 4番 帝王賞JpnI 4497 松山弘 57.0 2:02.7 5 5 5 5 36.8 0.6 ノンコノユメ
9 メイショウハリオ 牡5 栗毛 02.25生 パイロ メイショウオウヒ (マンハッタンカフェ) 濱中俊(JRA) 57.0 2-0-1-1 岡田稲(JRA) 松本好雄 三嶋牧場
6- 2- 2- 6
1- 0- 1- 2
5- 2- 1- 4
0- 0- 0- 0
0- 0- 0- 0
良-
3 22.05.21 良 16頭 J中京 左1900 5番 平安SGIII 3506 濱中俊 57.0 1:57.8 9 8 7 8 36.4 0.8 テーオーケインズ 1 22.03.27 重 16頭 J中山 右1800 12番 マーチSGIII 2492 濱中俊 57.0 1:50.2 14 14 11 8 36.5 0.1 ケンシンコウ 7 21.12.05 良 16頭 J中京 左1800 15番 チャンピオンズCGI 10508 濱中俊 57.0 1:51.1 11 12 11 8 36.6 1.4 テーオーケインズ 1 21.11.07 良 16頭 J阪神 右1800 3番 みやこSGIII 5510 濱中俊 56.0 1:50.8 10 10 9 9 36.1 0.0 ロードブレス 2 21.10.16 良 16頭 J阪神 右1800 6番 太秦S3歳上オープン 8508 岩田康 56.0 1:51.3 9 7 7 9 37.4 0.0 ライトウォーリア

予想

【スポーツ報知・大上賢一郎記者】

大上賢一郎記者

◎テーオーケインズ
〇オメガパフューム
▲チュウワウィザード
△クリンチャー
△メイショウハリオ

3連単1着固定 ⑧-②⑥⑦⑨ 12点

 昨年覇者のテーオーケインズの中心は揺るがない。サウジC遠征(8着)からの帰国初戦の平安Sでは、59キロを背負い、好位から運んで上がり最速の脚と隙のないレース運びだった。充実一途の5歳、昨年のチャンピオンズCで負かした相手がそろうメンバー構成。負けるシーンが浮かばない。昨年5着のリベンジを期すオメガパフュームが相手筆頭。東京大賞典4連覇を飾った後、種牡馬入りを撤回し、現役続行が決まった。今年も斤量59キロのアンタレスSを完勝するなど、7歳にして衰えなし。大井2000メートルは5勝、2着3回の舞台。チャレンジャーに徹するMデムーロ騎手騎乗は不気味だ。チュウワウィザードも、今年の川崎記念を勝つなど、完全復調。森泰斗騎手が積極的に運んでクリンチャーの残り目、メイショウハリオの差し込みにも警戒。3連単テーオーケインズの1着固定。相手はオメガパフューム、チュウワウィザード、クリンチャー、メイショウハリオ。

大上賢一郎(おおうえ・けんいちろう)1969年3月7日、徳島県生まれ。BSイレブン競馬中継出演中。競馬歴34年、競馬記者歴13年。本命、穴に関係なく勝つ確率が最も高いと信じる馬に本命を打つスタイル。

【報知穴予想】

◎チュウワウィザード
〇テーオーケインズ
▲オメガパフューム
△クリンチャー
△メイショウハリオ
△ノンコノユメ

3連単1、2着折り返し ⑥=⑧-②⑦⑨③ 8点

 2年連続で挑戦した前走、ドバイワールドCでは最後方から末脚を伸ばして3着に食い込んだチュウワウィザード。世界の強豪相手の激走に、陣営は「着順は下がったが内容は昨年より良かった」と口をそろえた。昨シーズンは勝ち星から遠ざかるも、今年は遠征前の川崎記念にも勝ち、完全復調気配。7歳にして再び上昇している感があり、過去3年2、3、6着のレースで4度目の正直なるか。絶対王者テーオーケインズとの3連単1、2着折り返しで、3着にオメガパフューム、クリンチャー、メイショウハリオ、ノンコノユメ。

馬トクデータ分析

帝王賞過去3年指数

2021年帝王賞 重
馬名能力指数過去3走平均
1着テーオーケインズ7674
2着ノンコノユメ7368
3着クリンチャー7272
2020年帝王賞 重
馬名能力指数過去3走平均
1着クリソベリル7874
2着オメガパフューム7575
3着チュウワウィザード7374
2019年帝王賞 重
馬名能力指数過去3走平均
1着オメガパフューム7672
2着チュウワウィザード7475
3着ノンコノユメ7470

注目馬の過去3走指数

馬名想定
指数
平均3走前2走前前走メモ
スワーヴアラミス7068716270馬場が軽くなれば
オメガパフューム7675747477能力落ちなし
ノンコノユメ6763566667リピーター
オーヴェルニュ7068706667馬場が軽くなれば
チュウワウィザード7175747577パドック注目
クリンチャー7368607372大井向く
テーオーケインズ7878836983有力
メイショウハリオ7473727571馬場渋れば逆転も

馬トクの予想

◎テーオーケインズ
〇チュウワウィザード
▲オメガパフューム
★クリンチャー

馬単流し ⑧-⑥②⑦ 3点

 競馬専門サイト「馬トク」の激走コースで提供している能力指数IDM(※)を使って帝王賞の出走馬を分析します。過去3年の能力指数IDMの傾向と出走馬のメンバーレベルを鑑みると、指数76以上が優勝ラインになると予想します。

 今年は出走馬のレベルが高いですが、その中でもテーオーケインズとオメガパフュームの能力指数が抜けています。本命はテーオーケインズです。安定して高い指数を出しており、ここは勝ち負け濃厚。大井も好相性で、天気も馬場も不問。不安材料はありません。

 ドバイワールドカップ3着からの臨戦となるチュウワウィザードが相手筆頭。大井で勝てていませんが、状態を上げてきており逆転も。オメガパフュームは衰えを感じさせませんが、暑い時期に指数を落とす傾向があり、3番手評価です。

※IDMとは…馬トク指数算出の元になる各馬の能力指数。レースタイムを元に、馬場差やペース補正、それに出遅れ、レース中の不利、コースロス、馬場の悪い所を通ったなど記憶要素を元に算出している。馬トクではIDMをPDF出馬表「馬トクカラー大馬柱」の各馬の過去成績で確認出来ます。

注目馬

JRA

テーオーケインズ

牡5歳 栗東・高柳大輔厩舎 17戦9勝【9・2・2・4】
主な成績・アンタレスS(2021年)、帝王賞(2021年)、チャンピオンズC(2021年)、平安S(2022年)。
父:シニスターミニスター
母:マキシムカフェ
母の父:マンハッタンカフェ
馬主=小笹公也
生産牧場=ヤナガワ牧場

昨年の勝ち馬。ほかにもアンタレスS、チャンピオンズCを勝ち、最優秀ダートホースに耀いた。サウジC8着からの帰国初戦の平安Sで、59キロを背負いながら、2馬身半差の快勝。昨年のチャンピオンズC以来の重賞4勝目を挙げた。

オメガパフューム

牡7歳 栗東・安田翔伍厩舎 24戦11勝【11・7・2・4】
主な成績・東京大賞典(2018、19、20、21年)、帝王賞(2019年)、シリウスS(2018年)、平安S(2020年)、アンタレスS(2022年)。
父:スウェプトオーヴァーボード
母:オメガフレグランス
母の父:ゴールドアリュール
馬主=原禮子
生産牧場=社台ファーム

大井2000メートルは【5・3・0・1】と絶好の舞台。史上初めて東京大賞典4連覇を飾った後、種牡馬入りの予定を撤回し、現役続行が決まった。今年も59キロを背負ったアンタレスSを完勝するなど、持ち前のパワーと切れ味は7歳になっても健在。

チュウワウィザード

牡7歳 栗東・大久保龍志厩舎 25戦11勝【11・5・6・3】
主な成績・名古屋グランプリ(2018年)、ダイオライト記念、平安S、JBCクラシック(2019年)、川崎記念、チャンピオンズC(2020年)、川崎記念、ドバイワールドC3着(2022年)。
父:キングカメハメハ
母:チュウワブロッサム
母の父:デュランダル
馬主=中西忍
生産牧場=ノーザンファーム

2年連続で挑戦した前走、ドバイワールドCでは最後方から末脚を伸ばして3着。2着の昨年より着順は下がったが強力メンバー相手に善戦した。2021年シーズンは勝ち星がなかったが、昨年暮れのチャンピオンズC2着、今年は川崎記念を勝つなど、完全に復調。このレースは3年連続で参戦し、2、3、6着。勢いを武器に戴冠もある。

クリンチャー

牡8歳 栗東・宮本博厩舎 33戦7勝【7・6・4・16】
主な成績・菊花賞2着(2017年)、京都記念(2018年)、みやこS(2020年)、名古屋大賞典(2021年、2022年)、佐賀記念(2021年)、東京大賞典2着(2021年)。
父:ディープスカイ
母:ザフェイツ
母の父:ブライアンズタイム
馬主=前田幸治
生産牧場=平山牧場

3歳時はクラシック路線を進み、菊花賞ではキセキの2着。古馬になって天皇賞・春3着。凱旋門賞(17着)にも挑戦した。ダート転向後は重賞4勝。昨年暮れの東京大賞典で2着し、今シーズンも名古屋大賞典で連覇を飾るなど、8歳にして意気軒高。

地方馬

ノンコノユメ

セン10歳 大井・荒山勝徳厩舎 45戦9勝【9・10・5・21】
主な成績・ジャパンダートダービー、チャンピオンズC2着(2015年)、フェブラリーS2着、帝王賞2着(2016年)、フェブラリーS(2018年)、帝王賞3着、東京大賞典2着(2019年)、帝王賞2着(2021年)。
父:トワイニング
母:ノンコ
母の父:アグネスタキオン
馬主=山田広太郎
生産牧場=社台ファーム

10歳となったが地力の高さは健在。昨年の帝王賞ではのちにチャンピオンズCを勝つテーオーケインズには敗れるもクリンチャー、ミューチャリー、オメガパフューム、チュウワウィザードに先着。ブリリアントカップ3着、大井記念2着と復調気配を保っており、得意の舞台でまだ頑張れる。

参考レース

平安ステークス

(中京・ダート1900メートル=良馬場)
1着テーオーケインズ1:57.01人気
2着ケイアイパープル2 1/27人気
3着メイショウハリオ2 1/23人気

サンライズホープが逃げて緩みないペースを作り出す中、仕掛けた程度で好位インをキープして運んだテーオーケインズが、直線残り200メートルで先頭に立ったケイアイパープルをとらえ、2馬身半差をつけて快勝。昨年のチャンピオンズC以来の重賞4勝目を飾った。帰国初戦、59キロ、松山騎手が骨折負傷明けと不安材料はあったが、まったく関係ない完勝劇だった。スワーヴアラミスが5着、オーヴェルニュが6着、ダノンファラオはシンガリ負け。

アンタレスステークス

(阪神・ダート1800メートル=良馬場)
1着オメガパフューム1:50.52人気
2着グロリアムンディ1/21人気
3着ニューモニュメント1 3/413人気

逃げたアナザートゥルースが3コーナー手前で失速する前がかりの展開。4番手から運んだ1番人気の上がり馬グロリアムンディが、残り250メートルで先頭に立ったが、59キロを背負った2番人気オメガパフュームが、底力で強引にねじ伏せ、半馬身前に出たところがゴールだった。後方12番手から繰り出した豪脚。東京大賞典4連覇後、引退を撤回した7歳馬がさらなる飛躍を予感させるレースぶりだった。オーヴェルニュが8着、アナザートゥルースはシンガリ16着に敗れた。

川崎記念

(川崎・ダート2100メートル=良馬場)
1着チュウワウィザード2:14.91人気
2着エルデュクラージュ49人気
3着ヴェルテックスアタマ3人気

サルサディオーネがダッシュで先頭に立ち、2番手にはカジノフォンテン。移籍3戦目のエルデュクラージュが3番手につけ、チュウワウィザードは中団からポジションを上げて追走、ヴェルテックスやタービランスが続いた。サルサディオーネが3コーナーで後退し、チュウワウィザードが前をのみこんで、直線は独走状態。2着のエルデュクラージュに4馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。3着が最後伸びたヴェルテックス。前年の覇者カジノフォンテンは5着だった。

東京大賞典

(大井・ダート2000メートル=良馬場)
1着オメガパフューム2:04.11人気
2着クリンチャー1/23人気
3着ウェスタールンド27人気

キャッスルトップが前半600メートル35秒2の速いペースで逃げ、2番手にアナザートゥルース、3番手はクリンチャーが続き、オメガパフュームは中団から進める。向こう正面から外を回って進出したオメガパフュームが、4コーナーでミューチャリーと接触し外に弾かれる致命的不利を受けながら、即座に立て直して伸びて、4連覇を達成した。インを突いたクリンチャーが2着。写真判定の末、ウェスタールンドが3着、ミューチャリーは4着。

チャンピオンズカップ

(中京・ダート1800メートル=良馬場)
1着テーオーケインズ1:49.71人気
2着チュウワウィザード63人気
3着アナザートゥルース3/414人気

桜花賞馬でダート初参戦のソダシがハナを切り、2年連続3着のインティが続く展開。直線に入ってソダシをかわしてインティが先頭へ躍り出ると、その背後から力強く伸びたテーオーケインズが並ぶ間もなくインティをパスし、昨年の覇者チュウワウィザードに6馬身差をつけた。インティとの叩き合いを制したアナザートゥルースが3着。中団から失速したクリンチャーは14着と大敗した。

帝王賞

(大井・ダート2000メートル=重馬場)
1着テーオーケインズ2:02.74人気
2着ノンコノユメ310人気
3着クリンチャークビ6人気

逃げたのはカジノフォンテン。2番手にダノンファラオがつけ、前半3ハロン35秒8のハイペースも馬群は密集。オメガパフュームは8番手。直線に入って先頭のカジノフォンテンは早々に失速。ゴール前の追い比べで、最内を突いたテーオーケインズが一瞬で抜け出し、後続を寄せ付けずフィニッシュした。9歳で2着激走のノンコノユメは健在ぶりを示す末脚。クリンチャーは外、外を走りながら3着。出遅れたオメガパフュームはいいところなく5着に敗れた。

過去の結果

2021年 第44回

天候:曇 馬場:重
1着テーオーケインズ2:02.74人気
2着ノンコノユメ310人気
3着クリンチャークビ6人気

東京大賞典を3連覇中のオメガパフューム、ドバイワールドカップ2着チュウワウィザード、絶好調中の船橋の雄カジノフォンテンが「3強」を形成した。スタートで手綱を押して逃げたのはカジノフォンテン。3ハロン35秒8の緩みないペースも、前は密集状態。オメガパフュームは8番手。チュウワウィザードは馬群の中でいつもの手応えが影を潜めた印象の追走。直線で先頭に立っていたカジノフォンテンだったが、最内からテーオーケインズが抜群の瞬発力を駆使。一瞬で抜け出し、迫るノンコノユメとクリンチャーに、セーフティリードを保ったままゴールを駆け抜けた。自らが作った速いペースで失速したカジノフォンテンは10着と大敗。

2020年 第43回

天候:曇 馬場:重
1着クリソベリル2:05.32人気
2着オメガパフューム21人気
3着チュウワウィザード1 1/43人気

豪華メンバーの中で1番人気はオメガパフューム。復帰戦の平安ステークスを快勝し、大好きな大井に勇躍参戦した。サウジカップ7着、開催中止となったドバイワールドカップからの帰国初戦クリソベリルが2番人気。レースはワイドファラオが逃げ、クリソベリルが3番手、オメガパフュームは9番手を追走する。スローな流れを嫌い、オメガパフュームが向こう正面で4番手まで進出し、レースが一気に動く。終始スムーズに運んだクリソベリルが直線を一気に走り抜け、オメガパフュームに2馬身差をつけて3つめのGⅠタイトルをものにした。3着は川崎記念以来のチュウワウィザード。ノンコノユメが地方最先着の5着だった。

2019年 第42回

天候:晴 馬場:重
1着オメガパフューム2:04.43人気
2着チュウワウィザード1 1/4 2人気
3着ノンコノユメアタマ8人気

ルヴァンスレーヴとゴールドドリームが回避したが、フェブラリーS勝ち馬インティに、東京大賞典Vのオメガパフューム、チュウワウィザードがエントリー。地方勢もノンコノユメ、モジアナフレイバー、北海道のスーパーステションなど、多士済々のメンバーがそろった。レースは速いラップで流れ、差し勢も早めの仕掛けで4コーナーで馬群密集、消耗戦の様相で直線に向く。先団からチュウワウィザードが抜け出し、外から一気に強襲したのがオメガパフューム。爆発的な末脚で差し切り、GⅠ・2勝目を挙げた。鞍上はダミアン・レーン騎手。3日前にリスグラシューで宝塚記念を制した名手が初めての大井で抜群の存在感を見せつけた。2着にチュウワウィザード。大井転入初戦だったノンコノユメが3着。1番人気のインティは直線力尽きて6着。

2018年 第41回

天候:晴 馬場:良
1着ゴールドドリーム2:04.22人気
2着ケイティブレイブクビ1人気
3着サウンドトゥルー1 1/24人気

JRAからGⅠ馬が6頭、地方からも重賞4連勝中リッカルド、前年のジャパンダートダービー勝ち馬ヒガシウィルウィンが参戦した。テイエムジンソクが逃げ、前年の覇者ケイティブレイブがマークするように好位からレースを進める。出遅れ気味のスタートで中団からになったゴールドドリームは、早めの仕掛けから4コーナーで前を行く馬たちの直後につけると、直線インの狭いところを突いて、ゴール前でケイティブレイブとの叩き合いを首差で制した。ルメール騎手は「距離はギリギリだからロスなく回った」と話した。地方勢ではリッカルドが最先着4着、ヒガシウィルウィンも復調の5着と意地を示した。

2017年 第40回

天候:曇 馬場:重
1着ケイティブレイブ2:04.46人気
2着クリソライト1 3/45人気
3着アウォーディー31人気

コパノリッキーが右ヒザ関節炎により回避し、ダート路線の混戦模様に拍車がかかった中での一戦は1番人気のアウォーディーを筆頭に、10倍以下の単勝オッズが6頭。レースは川崎記念を逃げ切ったオールブラッシュが主導権を奪い、クリソライトがプレッシャーをかけ、緩みないペースを作った。3コーナー過ぎで先頭に立ったところを外から追い込んだケイティブレイブが一気に突き抜け、GⅠ初制覇。スタートでつまずき後方からになったが、抜群の手応えから鋭い末脚を駆使。コパノリッキーの回避により繰り上がり出走の幸運を生かした。クリソライトが2着に粘り、1番人気のアウォーディーは3着。JRAから出走した7頭が、7着までを占めた。

レース紹介

帝王賞

上半期のダート頂上決戦としてJRA、地方競馬からダート中距離の猛者たちが集う。1995年にダート交流重賞となって以降、アブクマポーロ、メイセイオペラ、アジュディミツオー、フリオーソなどの地方競馬の名馬たちが勝利を飾ってきたが、2011年スマートファルコンの優勝以降はホッコータルマエ(2勝)、コパノリッキー、オメガパフューム、昨年のテーオーケインズまでJRA勢が11連勝中。1着賞金は8000万円に増額となった。

大井競馬場のダート2000メートル

東京・品川区にある競馬場で1950年に開場。コースは右回りで、2000メートルで争う帝王賞は4コーナーのスタート地点からスタンド前の直線を通過した後、全長1600メートルの外回りコースを1周する。最後の直線は約386メートルで、中山競馬場より約78メートル長い。向こう正面、残り1000メートル付近からペースが急激にアップし、激しいロングスパート合戦の様相に。長い直線を最後までバテずに伸びるためには持続系の末脚が必要条件になる。

テレビ中継

放送局・時間
BS11(19時〜20時58分)で帝王賞のほかに10Rと12Rもライブで放送!

出演者
MC:TIM(レッド吉田・ゴルゴ松本)
ゲスト:志尊淳(TCKイメージキャラクター)
解説: 細江純子(ホースコラボレーター)、八重樫英貴(競馬ブック)
アナウンサー:小塚歩(ラジオNIKKEI)

また、テレビはもちろんインターネットでも視聴が可能。その他中継情報はこちらまで
▶︎ https://www.tokyocitykeiba.com/guide/web_tv_radio/

宝塚記念×帝王賞コラボキャンペーン

東京シティ競馬(TCK)では、JRAの宝塚記念と帝王賞をつなぐ「宝塚記念×帝王賞コラボキャンペーン」を実施中。第2弾(第1弾は22日で終了)の「運命の2択キャンペーン」では、宝塚記念の勝ち馬が内枠か外枠か、帝王賞の勝ち馬が中央所属か地方所属かをそれぞれ2択で予想し、的中した人の中から抽選でJCBギフトカード10万円分など豪華賞品をプレゼントするほか、Twitterフォロー&リツイートキャンペーンなど盛りだくさんの内容でお届けする。

▶︎キャンペーンサイトはこちら
https://jra-tck-collabo2022-cp.com/

【実施期間】
宝塚記念編=6月23日17時~26日15時30分まで
帝王賞編= 6月26日15時~29日20時まで
Twitterキャンペーン
6月23日17時~29日20時まで
※開始時間、終了時間は前後する場合があります。

【応募方法】
キャンペーンツイートまたはキャンペーンサイトから、それぞれ必要事項を入力のうえ応募。運命の2択キャンペーンについては、宝塚記念編と帝王賞編の2レースともに的中すると、より豪華な賞品が当たるチャンスがある。

【賞品】
【運命の2択キャンペーン】
A賞(2レース的中賞)
 JCBギフトカード(10万円分)10人
B賞(各レース的中賞)※ア・イをセットでプレゼント
 ア 宝塚記念&帝王賞優勝馬デザインQUOカードセット1万円分
 イ <宝塚記念的中者>阪神競馬場オリジナルハンディUSBファン
   <帝王賞的中者>帝王賞オリジナルロックグラス各50人
C賞(参加賞)
 えらべるPay(1000円分)500人
【Twitterフォロー&リツイートキャンペーン】
 えらべるPay(1000円分)100人

▶︎その他、オンラインイベント情報はこちら
https://www.tokyocitykeiba.com/guide/events/event_type/online/event_period/202206/

SPAT4プレミアムポイント10万ポイントが当たる! SPAT4プレミアムポイント10万ポイントが当たる!

東京シティ競馬(TCK)では、LINE公式アカウントの友だち1万人突破を記念して、友だち追加した人の中から、抽選で100人にSPAT4プレミアムポイント10万ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施している。応募方法はTCK LINE公式アカウントを友だち追加するだけ。

SPAT4プレミアムポイントは、貯めたポイントをキャッシュバックすることで、勝馬投票券の購入などに利用できる。

概要

【実施期間】
7月15日(金)23時59分まで

【応募方法】
TCK LINE公式アカウントを友だち追加
※キャンペーン期間前から友だちの人も応募対象

【賞品】
SPAT4プレミアムポイント10万ポイント
※ポイントを受け取るにはSPAT4プレミアムポイント会員情報の入力が必要になるため、SPAT4への加入、プレミアムポイントの登録が必要となる
※複数のアカウントを持っている場合、付与ポイントの上限は10万ポイントとなる。

【友だち追加方法】
以下のURLをタップで友だち追加が可能
▶︎ https://lin.ee/UwEcglL

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