大上記者とHo!さんのフェブラリーS・G1の振り返り

Ho! こんにちは。Ho!さんです。2019年最初のG1フェブラリーSが17日、東京競馬場で行われ、1番人気のインティが堂々の逃げ切りで優勝。デビュー2戦目から7連勝でG1初制覇を飾りました。

Ho! 大上さんは先週、「BSイレブン競馬中継」に出演されていましたね。番組でフェブラリーステークス本命のインティについて熱く語ってませんでした?

大上 見てました? 出演者の中でインティ本命は、私とデイリースポーツの刀根くんの2人だけ。レースはインティが、逃げると思われたサクセスエナジーのハナを叩いて前半1000メートル60秒2の緩い流れ。この時点で勝利を確信しましたね。58秒台なら苦しいけれど、59秒台なら十分に我慢できると踏んでいただけに、1秒以上遅いペースで「これはいいぞ」と。

Ho! 最後は、その出演者予想で圧倒的な支持を集めていたゴールドドリームが凄い脚で追い込んできました。僕も本命だったのですが…。最後かわされると思いませんでした?

大上 全然。ただあの恵まれたペースの割には最後に脚が止まったので、ちょっと不思議には感じていました。レース後の野中調教師によれば「左回りは手前を替えずに走る馬で、今回も替えてなかった」とのこと。納得。まだまだ伸びしろは十分で、ルヴァンスレーヴとの対戦が本当に楽しみ。東京マイルは適性抜群、一昨年優勝、咋年2着のゴールドドリームの差し脚はさすがでしたが、これで南部杯、東京大賞典に続き、新興勢力に3連敗。芝に比べると新陳代謝が遅いダート路線だけど、少しずつビッグタイトルから遠ざかっているのかも。

Ho! 激走印「激★」のユラノトが3着好走。激走要因が「騎手が好調」「枠順が好転」。ロスなく回ってのイン伸びで、まさにその通りの結果でした。

大上 今年に入ってから激走馬が好調。激走馬は買い目に入れた方が良さそうだね。

Ho! 菜七子騎手騎乗で注目を集めたコパノキッキングは5着でした。スローペースの中、折り合いを欠くこともありませんでしたし、コパノキッキングの良さを出していました。大上さんはどう見ました?

大上 コパノキッキングはやはり距離に不安があったのでしょう。最後方からの決め乗りで5着。もう少しペースが上がれば、もっと楽しめたかも。今後は、菜七子騎手とのコンビでスプリント路線を進むようです。

Ho! あと気になった馬はいました?

大上 ▲をつけてたサンライズソア。馬体重が18キロ減でパドックで、お腹周りはやはりさびしく見えました。輸送で減りがちなタイプとはいえ、さすがにあれでは…。レースは2番手と絶好でしたが、並びかけるところまではいかなかったですね。

Ho! 僕はモーニン。9Rでも同じヘニーヒューズ産駒のオーヴァルエースが勝っていましたが、あの日の東京ダートはパワーよりの種牡馬の子が良かったですからね。仕上指数も2位の82でしたし、ゴールドドリームとのワイドを厚めに買いました…。7歳とはいえ、衰えはなく、条件がそろえば、G2、G3ならまだやれそうです。

大上 本命も少し考えたオメガパフュームが10着。中団から伸び切れませんでした。現状、距離が短すぎたかもしれませんが、色んな可能性を秘めていそうな馬だし、気鋭の安田翔伍調教師は大ブレイクの予感がするので、人馬とも今後に注目していきたいです。

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