朝日杯フューチュリティステークスが20日、阪神競馬場の芝1600メートルで行われます。予想のポイントは？
■阪神ＪＦを振り返る
同舞台で行われた阪神ＪＦの結果を振り返ります。１着ソダシと３着ユーバーレーベンはアルテミスＳからの出走。当レースでのソダシは、先行して上がりタイムも４番手というテン良し・中良し・終い良しの競馬。同じくユーバーレーベンは、ゴチャついてポジションを下げながら上がり３位の脚を使えていましたそして２着サトノレイナスも、東京と中山で速い上がりで差し切った履歴がありました。
この結果を見る限り、朝日杯ＦＳでも「長い直線で末脚を伸ばす能力」、つまり瞬発力が必要。人気馬・穴馬にかかわらず、ＡＩ展開予想の「後半３Ｆ予想タイム」の上位に注目です。
「後半３Ｆ予想タイム」はＡＩ展開予想コースでご覧いただけます。
■モントライゼの評価は？
モントライゼはマイル未経験の先行馬。阪神ＪＦでのメイケイエールと同じ履歴だけに、「後半３Ｆ予想タイム」が下位であれば気になります。
しかし、何といっても鞍上がルメール騎手。大舞台でほとんどミスがない騎乗ぶりは、トップジョッキーの中でも頭一つ抜けています。差し優勢の展開予想であっても、是非とも押さえたい人気馬です。
■レッドベルオーブの評価は？
阪神で行われたデイリー杯２歳Ｓを、好タイムで制したのがレッドベルオーブ。先行して上位の末脚を使う横綱競馬を見せており、能力面では間違いなく上位に評価できます。
今年の5月時点でノーザンファーム育成のディープインパクト産駒の１番馬と評判だった馬。このレースをあっさり勝つ可能性は高いですが、不安も。
気性面に課題があり、折り合い面での不安、そしてレース間隔に不安があります。ディープインパクト産駒は外厩帰りのフレッシュな状態ほど高いパフォーマンスを見せる傾向があり、もう少し間隔があいている方が理想でした。仕上指数で前走（59ポイント）から下がっていないならば、軸として信頼できそうです。
外厩情報、仕上がり指数は馬トク激走コースでご覧いただけます。
