アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)が24日、中山競馬場の芝2200メートルで行われます。予想のポイントは?
■伏兵台頭目立つが大波乱は少ないレース
100万円の特別出走奨励金が出る古馬混合1800m以上の芝GⅡのレースは、大波乱は起きにくい印象があります。先週の日経新春杯はどうなんだとお叱りを受けそうですが、これはハンデ戦だった事が大きいでしょう。AJCCは競走馬の格が問われる別定戦。近5年で9番人気以下は馬券に絡んでおらず、1~5番人気のうち2頭が毎年3着内に入っています。
人気馬2頭+6~9番人気の中穴1頭という決着が多いので、馬券を構築する際は人気順も参考にしてみるといいでしょう。
1番人気信頼度、リアルタイムのオッズは馬トク激走コースでご覧いただけます。
■4歳勢は信頼できるのか?
近5年のAJCCでは、4歳馬が【1,3,2,4】と高い好走率を残しています。しかし、5歳以上が4勝しているので、4歳勢は勝ち切れていないとも言えます。
今年は菊花賞2、3着馬を筆頭に、4歳勢が上位人気を集める模様。能力面では例年の好走基準を満たしているので、これらが好走する可能性は高そうです。前述の傾向を踏まえると、「4歳馬2頭+5歳以上1頭」の決着を想定したいところ。
■中山実績で見ると…
セントライト記念やオールカマーなど、中山の中距離重賞を好走した馬は押さえておきたいレース。5歳以上では社台RHの2頭、ステイフーリッシュとラストドラフトは要マークです。
4歳勢では、能力系の指数で上位になりそうなアリストテレスが初めての中山。中山実績があるサトノフラッグとヴェルトライゼンデは適性面でアリストテレスよりも上を行くので、この3頭は甲乙つけがたいところです。仕上指数の矢印などを参考に、最も状態のいい馬を中心視するのがいいでしょう。
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