
JRAの2021年最初のG1・フェブラリーステークスが2月21日、東京競馬場のダート1600メートルで行われます。予想のポイントは?
■今年は堅軸不在で混戦模様
馬トク指数や激走指数の元となる能力指数IDMを見る限り、今年のフェブラリーSは混戦模様。東海S・根岸Sの好走馬は近走の充実度を評価できますが、実力が抜けているわけではありません。「激走指数が上位なのに人気がない」といったオイシイ馬が生まれる可能性も。
激走指数は馬トク激走コースでご覧いただけます。
■末脚性能が高い馬を中心に
フェブラリーSの予想は、直線での末脚を重視すべきレース。近5年では「上がり3F順位が6位以下」の馬は51頭全てが馬券圏外です。つまり、先行馬でも終いをまとめないと好走できません。GⅡやGⅢならまだしも、リステッド競走やOP特別で上位の上がりタイムを使えていない先行馬は厳しいでしょう。馬トクの近5走BASIC出馬表やPDF出馬表などで近走の上がり順位のチェックは必須です!

差し馬に関しては、東京コースで上位の末脚が使えるかどうかに注目しましょう。武蔵野S→根岸Sで上位の末脚を使えているワンダーリーデルは当然有力。4度目の挑戦となるサンライズノヴァも東京では堅実です。ソリストサンダーは武蔵野Sが上がり2位タイ。門司Sでも先行して上位の上がりをマークできており、好走条件を満たしています。最終判断はAI展開予想の後半3F予想タイムをチェックすると、より予想の精度が高まります。
■やっぱりGⅠはルメール騎手を外せない?
カフェファラオは3歳6月の時点で1分34秒9(稍重)という驚異的な時計をマーク。しかし、それ以降のパフォーマンスから、能力系の指数は低く出る可能性があります。
上位人気であることから評価が分かれる馬だと思いますが、GⅠのルメール騎手だけに余裕があれば押さえておきたいところです。
外厩情報は馬トク激走コースでご覧いただけます!
