報知杯弥生賞ディープインパクト記念が3月7日、中山競馬場の芝2000メートルで行われます。予想のポイントは?
■ダノンザキッドが始動…仕上指数は要チェック
昨年のホープフルS勝ち馬、ダノンザキッドがこのレースで始動します。全レースで上がり最速の末脚を使っているスケールの大きさと、同舞台のGⅠを勝っているコース実績から、当然ここでも有力です。
能力面は疑いようがないので、確認したいのは仕上がり面。当馬は十分な収得賞金を持っているので、前哨戦にどれだけの状態で出てくるか、この点に注目しましょう。
過去の仕上指数は、東スポ杯2歳S時が72で、ホープフルS時が69ポイントでした。この範囲内なら力を出せるとみていいでしょう。
仕上指数は馬トク激走コースでご覧いただけます。
■権利を狙うノーザンF馬は外せない
ダノンザキッド以外は3着以内に入り、皐月賞の優先出走権を得るのがひとまずの目標。ここを目標に調整された馬を見極めるために、こちらも仕上指数は確認しておきたいですね。
また、ノーザンF系の出走馬も多いので、間隔のあいた馬は、競走馬データタブの「厩舎×外厩」欄から好走率を把握しましょう。
シュネルマイスターはルメール騎手×ノーザンF育成馬。ファインルージュ、グラティアスと、1月に中山で行われた3歳世代の重賞では、この組み合わせが走りました。初距離など克服するべき点は多いですが外せない1頭です。
■雨がなければ良好な馬場
先週行われた中山記念は1分44秒9の決着。Hペースで流れたのですが、先行馬が押し切る競馬でした。今週は降雨の可能性があるものの、良馬場なら引き続き良好な馬場となります。そうなると、4角で10番手にいるようでは差し届かないはず。AI展開予想の「勝負所」地点の展開図を参考に、ある程度前目で競馬ができる馬を選びたいところです。
能力指数である馬トク指数は馬トク激走コースでご覧いただけます!