日本ダービーが5月30日、東京競馬場の芝2400メートルで行われます。予想のポイントは?
■エフフォーリアに死角はあるのか?
エフフォーリアを評価できる点は、「後続を離して勝っている」こと。皐月賞では先行して後続を寄せ付けず0秒5差。Sペースで着差が付きづらかった共同通信杯でも2着以下を離しています。
そして、「先行力がある」のも強調できる点。近5年のダービーでは、4角10番手以下だと【0・1・2・38】と苦戦しています。エフフォーリアは前目のポジションから上位の上がりを使えるタイプなので、ダービー適性はピカイチ。インコースが有利なこのレースで1枠に入った点も評価できます。最も死角がない本命候補と言えるでしょう。
エフフォーリアのデータは馬トク激走コースでご覧いただけます。
■逆転候補はディープインパクト産駒!
もしエフフォーリアが敗れるとすれば、ダービーにめっぽう強い「ノーザンF系ディープインパクト産駒」の瞬発力に屈する形でしょう。
シャフリヤールとグレートマジシャンは毎日杯の時計が優秀。皐月賞組よりも3週間隔があいていて、中間はノーザンF系の育成牧場へ放牧に出ています。好時計で駆け抜けたダメージは癒えていることでしょう。
紅一点のサトノレイナスは桜花賞での最後の伸びが驚異的。あの走りなら距離が延びても大丈夫そうです。当馬は桜花賞後在厩調整ですが、これは先週のオークスで2着に好走した同厩のアカイトリノムスメと同じ。国枝厩舎悲願のダービー制覇にむけて、こん身の仕上げがなされていることでしょう。
■大穴候補は?
近3年連続して10番人気以下の馬が3着に好走しているように、ダービーは意外と荒れるレースです。大穴は「2000m以上で好走実績がある先行馬」であることが多く、AI展開予想の「前半3F予想タイム」上位は高配当を狙うためにはマークしておきたいです。
距離実績はありませんが、バスラットレオンは逃げれば3戦3勝。楽に逃げられそうな今回は面白い存在と言えます。
前半3F予想タイムはAI展開予想でご覧いただけます。
■日本ダービーの馬トクの傾向は?
馬トク指数、激走指数の過去3年の傾向を見てみましょう。
2020年日本ダービー 東京・芝2400メートル 良馬場
1着 コントレイル 馬トク指数1位 激走指数1位
2着 サリオス 馬トク指数2位 激走指数2位
3着 ヴェルトライゼンデ 馬トク指数6位 激走指数7位
2019年日本ダービー 東京・芝2400メートル 良馬場
1着 ロジャーバローズ 馬トク指数5位 激走指数4位 激★
2着 ダノンキングリー 馬トク指数3位 激走指数3位 特注
3着 ヴェロックス 馬トク指数2位 激走指数2位 特注
2018年日本ダービー 東京・芝2400メートル 良馬場
1着 ワグネリアン 馬トク指数4位 激走指数9位
2着 エポカドーロ 馬トク指数3位 激走指数8位
3着 コズミックフォース 馬トク指数18位 激走指数18位
過去3年の傾向を見てみると、馬トク指数、激走指数とも上位馬が馬券に絡んでいます。日本における最高峰のレースのひとつであるレースなだけに、能力が高い馬が好走しやすくなっているのでしょう。馬トク指数、激走指数とも指数が太字になっている馬を中心に馬券を組み立てることをお勧めします。
例外はコズミックフォース。指数が低くても3着に激走。この馬の父は日本ダービーとの相性がいいキングカメハメハ、母父も日本ダービー馬ネオユニヴァースとダービー向きの血統構成で、好走の下地はあったといえます。4枠7番の枠も味方につけ先行できたことが好走できた要因でしょう。指数が低くても内枠に入った先行するダービー向きの血統の馬には注意が必要です。
■G1に強い馬トクAI予想!
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