【注目馬動向】エルトンバローズは安田記念を視野に東京競馬場で調整 2016年のモーリスも行った異例パターン

エルトンバローズ
エルトンバローズ

 香港G1のチャンピオンズマイルで8着だったエルトンバローズ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープブリランテ)は安田記念・G1(6月2日、東京競馬場・芝1600メートル)への参戦を視野に入れていることが分かった。管理する杉山晴調教師が5月3日、明らかにした。

 同馬は現在、千葉県・白井の競馬学校で帰国検疫を受けているが、来週中にも着地検疫のために東京競馬場へ移動。同所で着地検疫期間中に調整を進め、本番へ臨む考えだ。杉山晴調教師は「まだ、海外から帰って日が浅いので、様子を見ながらですが、東京競馬場での調整を考えています。来週の週中に競馬場に入ってから様子を見て、(正式な出否を)考えていきたいです」と見通しを語った。過去に2016年のモーリスがこのパターンで調整し、2着に入っている。

 杉山晴調教師はこのレースにフェブラリーS2着のガイアフォース(牡5歳、父キタサンブラック)も出走を予定しており、2頭出しとなる。

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