凱旋門賞4勝や有馬記念3連覇など世界的な名手、オリビエ・ペリエ騎手(51)=フランス=が現役を引退することを24日、レーシングポスト電子版が報じた。
同騎手は1991年にフランスで騎手デビュー。1996年にフランスの平地リーディング騎手に輝き、その後は何度もリーディングを獲得。世界中から注目を集める凱旋門賞もランフランコ・デットーリ騎手=イタリア=の6勝に続く、2位の4勝を挙げている。
日本とも造詣が深く、1994年の初来日後は短期免許で頻繁に来日。1995年の京都金杯(ワコーチカコ)でJRA重賞、2000年のフェブラリーS(ウイングアロー)でJRA・G1初制覇を果たした。2002年~2004年まで史上初の有馬記念3連覇など数多くの実績を残した。JRAではG1・12勝を含む通算379勝。日本での最後の騎乗は2012年のジャパンC(ソレミア=13着)だった。
25日にフランスのラ・テスト競馬場で2鞍に騎乗する予定になっている。