競馬コラム
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】4月23日ブリーズアップセールへ 仕上がり度は昨年よりアップ
JRAブリーズアップセールに向けて、育成馬の展示会は9日、日高育成牧場で開催された。昨年のセール出身馬のなかで、アラレタバシル(牡3歳、美
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ドバイWCに挑んだウィルソンテソーロ陣営 異国で感じた「普段通り」の難しさ
先月30日のドバイ・ワールドCはローレルリバーが2着以下に8馬身半差をつけての優勝。大きな期待を背負って参戦した日本陣営は悔しさの反面、あ
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】一番時計は九州産馬、レッドランタン2022
23日に中山競馬場で開催される「JRAブリーズアップセール」に上場される、JRA育成馬の展示会が2週にわたって行われる。まずは2日、宮崎育
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開業1か月で感じた福永調教師のトレーナーとしての資質
今までにない感覚だった。3月中旬のある日。まだ開業間もない福永調教師に来春のクラシックを狙う今年の2歳世代について話を聞く機会があった。そ
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ダートで楽しみなカナロア後継レッドルゼル
フェブラリーSが最後のレースとなったセキフウ(牡5歳、父ヘニーヒューズ、母シャボナ)とレッドルゼル(牡8歳、父ロードカナロア、母フレンチノ
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【安田隆行元調教師コラム G1帝王学】距離と道悪に高い適性感じるナムラクレア
3月5日に定年引退した安田隆行元調教師が、自身にゆかりあるビッグレースを語るコラム「G1帝王学」がスタート。第1回は高松宮記念。JRA通算
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ホッカイドウ競馬で2歳馬の能検 ファストワンが一番時計
4月17日の開幕を前に、ホッカイドウ競馬では2歳馬による能力検査が3月14日、門別競馬場で始まった。昨年より34頭も多い154頭が受検。全
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馬場入りを50分ごねて… やんちゃ娘でもあり、孝行娘でもあったボンボヤージ 新しい旅路にエール
私が競馬担当になってから、あんな追い切りは初めて見た。 3月13日付で引退したボンボヤージが、昨年のセントウルSに出走した際の最終追い切り
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】2歳馬能検14日スタート 良血&新種牡馬産駒の動きに注目
4月17日に開幕を迎えるホッカイドウ競馬では3月14日、2歳馬の能力検査(以下、能検)がスタートする。2歳馬による能検は、800メートルを
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きっかけはコントレイルのダービー JRA初の女性場内実況を務めた藤原菜々花アナ「責任感じた一日」
ひなまつり当日の競馬場。響き渡った透き通るような場内アナウンスに、耳を傾けた人も多かったのではないだろうか。 ラジオNIKKEIの藤原菜々
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青木調教師は引退した師匠と同じように「人を大切に」 23年最優秀障害馬マイネルグロンへの本音も語った
水色のジャージーを大勢が身にまとい、3日3日に中山競馬場で行われた小桧山悟調教師の引退式。「小手川、堀内先生との3人でおそろいのジャージー
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ビッグレッドファームでウインブライト産駒公開調教 松岡正海騎手も好感触
種牡馬展示会レポートは、今回が最終回。2月14日にビッグレッドファームで展示会が開催され、6頭がお披露目された。新種牡馬であるダノンザキッ
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デビュー戦2着で悔し涙 高杉吏麒騎手を育てる師匠とG1騎手兄弟
3月2日に栗東所属の4人の新人騎手がデビューし、翌3日は涙の引退セレモニーでターフに別れを告げた安田隆行調教師ら3人のトレーナーのラストデ
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アフリカンゴールドが引退 主戦の国分恭介騎手が「ファンに申し訳ない」と話すレースとは
JRAは2月29日、22年京都記念・G2に優勝したアフリカンゴールド(セン9歳、栗東・西園正都厩舎、父ステイゴールド)の競走馬登録を、同日
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香港の夜を彩るエルドラド(黄金郷) ハッピーバレー競馬場での夢体験
少し前の話になるが、昨年12月上旬、記者は香港国際競走に出走する日本馬を取材するため、1週間ほど香港に出張していた。ヨーロッパの競馬場はい
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】新種牡馬お披露目に登場したパンサラッサ 産駒は様々なタイプが誕生する可能性が
9日は静内地区3か所のスタリオンが種牡馬展示会を行った。JBBA静内種馬場からスタートし、新種牡馬を含む10頭が展示された。今年から供用さ
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】馬産地で人気のピクシーナイト 欧州パワー系牝馬とマッチする可能性も
引き続き、種牡馬展示会レポートをお届けする。 8日は日高町門別のブリーダーズスタリオンステーション(文中のスタリオンステーションは以下SS
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今年早くも重賞2勝と完全復活した菱田裕二騎手 さらなる飛躍へ「チャンスでしっかりと結果を出したい」
昨年9月30日の阪神1R。菱田裕二騎手=栗東・岡田稲男厩舎=は、パドックで騎乗した際に左肩を脱臼した。「整復の処置をして、何とか(外れた)
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ジュンライトボルトなど現役時の調教師の思いも乗せて次の舞台に…新種牡馬展示会
国内主要スタリオンは、5日から種牡馬展示会が始まり、14日のビッグレッドファームを残すのみとなった。社台スタリオンステーション(スタリオン
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33歳で中学時代の夢を実現 超異例の障害騎手試験合格「苦労を楽しんだ」
2024年度の騎手免許試験の合格者が発表され、美浦の尾形和幸厩舎に所属する坂口智康助手が障害免許で合格した。助手から騎手に転身するのはJR
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カルストンライトオの速さは「ホームで通過する特急電車を見ている感じ」大根田調教師が悼む
7日に老衰で死んだカルストンライトオ(父ウォーニング)。04年のスプリンターズSを勝ち、G1馬となった実績ももちろん光るが、02年と04年
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】イクイノックスの血統は日本競馬発展の象徴
種付け、出産シーズンが始まる2月に入り、主要スタリオンでは種牡馬展示会が行われる。6日は社台スタリオンステーションで、社台スタリオンパレー
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愛馬ケイアイドリーとサウジアラビアに遠征する橋本沙枝助手「まずは無事に。見せ場はつくってほしいです」
ダートの短距離で活躍するケイアイドリー(牡7歳、栗東・村山明厩舎、父エスポワールシチー)が、リヤドダートスプリント・サウジアラビアG3(2
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】認知度高まりつつある繁殖馬セール
北海道新ひだか町静内の北海道市場で24日、冬季繁殖馬セール(主催ジェイエス)が開催された。繁殖馬セールは、08年から冬季開催を実施し、年に
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非常識を常識に変えた「ホースマンのバトン」 春秋ダート王レモンポップで結実した名伯楽の挑戦
昨年の12月。チャンピオンズC前にレモンポップ(牡6歳、美浦・田中博康厩舎、父レモンドロップキッド)を管理する田中博康調教師の口から名伯楽
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【松井中央の地方創生】29日・帯広競馬 ダービー負けて強しのリョウユウ 11R
メインレースは4歳限定の報知新聞社杯第17回白雪賞。昨年のばんえい記念を制したメムロボブサップなど、ここをステップにビッグタイトルを手にし
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落馬事故からの復帰を目指す古川奈穂騎手の「新年」の思い「私の2024年はまだ始まっていない」
時がたつのは早い。つい先日まで有馬記念でドタバタしていたような感覚なのに、もう新たな年に入ってから20日以上が過ぎた。そんな中、ある騎手か
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ダート3冠前哨戦のブルーバードC カプセルは馬具効果で反応良化
24年の競馬界は、ダートのレース体系が大きく変わる。古馬短距離は、6月19日に浦和競馬場で行われるさきたま杯が交流G1に昇格し、春の短距離
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昨年大躍進の原優介騎手が大舞台で“目立つ”瞬間が楽しみ
「目立ちたがり屋」を公言する原優介騎手=美浦・フリー=にとって最高に目立つ1年にすることができるか。昨年は重賞勝利こそならなかったが、ウィ
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】パレスマリス産駒は想像を超える芝での活躍 今年からダーレー・ジャパンで導入
1月8日のシンザン記念はノーブルロジャーが鮮やかに差し切り、デビューから2連勝で重賞ウィナーとなった。朝日杯FSを制したジャンタルマンタル
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ダイユウサクの元担当・平田調教師が明かす1991年有馬記念Vの裏側「一番びっくりしたのは俺やと思う!」
1991年の有馬記念。単勝137・9倍の低評価を覆して、真っ先にゴールへ飛び込んだのはダイユウサクだった。このオッズは、現在も有馬記念にお
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】産駒の大一番での活躍光る…リーディングサイアー争いはドゥラメンテに軍配
リーディングサイアーは12年から22年まで、ディープインパクトの独壇場だった。しかし、ディープ産駒がクラシックを戦う世代がほぼいない状況の
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【2024年注目馬・角田】ベラジオオペラの能力は世代ナンバーワンか!?
ベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が23年クラシック世代で一番強いのではないか、と思うときがある。 スプリング
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【2024年注目馬・イシゴー】良血レッドモンレーヴが今年こそG1タイトルをつかむ
長きに渡りマイル路線をけん引してきたシュネルマイスターにソングライン、アイドルホースのソダシまで引退した。トップホースが軒並みターフを去る
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【2024年注目馬・山下】本格化したアルナシーム…鮫島克駿騎手も期待大
明けましておめでとうございます。本年も読者の皆さまにいい情報と予想をお届けできるように頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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【2024年注目馬・水納】マスクトディーヴァはG1級確実 辻野調教師「すごい馬になるんじゃないか」
23年はリバティアイランドが牝馬3冠を達成。その女王に最も迫ったのは、ローズSを圧勝し、秋華賞でも2着に入ったマスクトディーヴァ(牝4歳、
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【2024年注目馬・戸田】ヤマニンウルスは名手・武豊騎手もほれ込む大器
デビュー戦の印象が色あせない。無敗の3連勝中のヤマニンウルス(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ジャスタウェイ)が22年8月20日に見せたパフ
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【2024年注目馬・吉村】BCクラシックで大健闘の2着 デルマソトガケが今年も中東の地で始動
ダートで世界の頂点に近づいたデルマソトガケ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父マインドユアビスケッツ)が、4歳シーズンにどんな走りを見せてくれ
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【2024年注目馬・松井】抜群のレースセンスと切れ味を武器にショーマンフリートがクラシック街道を歩む
新馬戦の前から調教の動きに素質を感じたショーマンフリート(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父スワーヴリチャード)を指名する。デビュー戦はスター
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【2024年注目馬・玉木】オークス路線で期待大のルシフェル 陣営「秘めてる能力はかなり高い」
昨年10月の萩S・リステッドを制したルシフェル(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ハーツクライ)。サートゥルナーリア(18年)やダノンスコーピ
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【2024年注目馬・坂本】大物感たっぷりのエリカエスティーム 3歳マイル路線の主役候補に期待
新年早々に手前みそな話で恐縮だが、昨年の当コラムではソールオリエンスをイチ押しした。その後の活躍はご承知の通りで、今年は王道の牡馬ではなく
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【2024年注目馬・西山】ルメール騎手が惚れ込む良血チェルヴィニア
チェルヴィニア(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)はデビュー前から評判になっていた良血。母チェッキーノ、祖母ハッピーパスは重賞
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【2024年注目馬・松末】スワーヴリチャード産駒レガレイラは歴史的名牝へ 牡馬クラシック戦線に挑戦も
2023年の最後のG1ホープフルSを制したレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)を、追い続けたい。 同レースがG1
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【2023年レース回顧・戸田】ドウデュースの有馬記念勝利は“必然”だった
有馬記念で華々しく秋2走の悔しさを晴らしたドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)。その強さを改めて再認識したが、記者は