世界的名伯楽でジャパンCにオーギュストロダン(牡4歳、父ディープインパクト)を送り込むアイルランドのAオブライエン調教師が11月20日、東京競馬場で追い切りをチェック後、美浦トレセンを初訪問した。この日に美浦で調教に騎乗していたムーア騎手らとともに、調教スタンドからコースなどの施設を見学したほか、実際に厩舎へ足を運ぶなどした。
Aオブライエン調教師は「本当にスケールが大きくて、いろいろな施設が充実していて、ただただ驚きました」と感想を語った。厩舎を案内した尾関調教師は「昨日、もしかしたら来るかも、と聞いていました。いろいろ設備的によくできているという感じで見てくれました。厩舎の中にミストが入っているのには、いいねと言ってくれました。いい経験でした」と、笑顔でアテンド。ドゥレッツァとの対決については「地元なので、負けないようにと思います」とライバル心をのぞかせた。