【京都2歳S】エリキングが無傷3連勝へ好仕上がりアピール 中内田調教師「いい状態で迎えられる」

坂路を併せ馬で追い切るエリキング
坂路を併せ馬で追い切るエリキング

◆第11回京都2歳S・G3(11月23日、京都競馬場・芝2000メートル)追い切り=11月20日、栗東トレセン

 新馬―野路菊Sとデビュー2連勝中のエリキング(牡、栗東・中内田充正厩舎、父キズナ)は坂路で最終追い切りを消化した。エスコーラ(6歳オープン)と併せ、4ハロン52秒8―12秒5で首差先着した。ゴールまで推進力のある走りで好仕上がりをアピールした。

 中内田調教師は「予定より(時計は)少し速くなりましたが、馬の感じはいいですし、我慢も利いていました。いい感じでレースを迎えられます」と納得の笑みを浮かべた。

 豪州G1勝ち馬を母に持ち、昨年のセレクトセール1歳セッションで、藤田晋オーナーが2億1000万円で落札した良血。無敗でのタイトル奪取へ「京都2000メートルはトリッキーですが、上手に走ってくれればと思っています」とトレーナーは期待を込めた。

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