◆第45回浦和記念・Jpn2(11月20日、浦和・ダート2000メートル、稍重)
ダートの中距離重賞は11頭(JRA4頭、南関東5頭、他地区2頭)で争われ、クリスチャン・デムーロ騎手が騎乗した2番人気でJRAのアウトレンジ(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父レガーロ)が3、4コーナーの中間で先頭に立つと、直線は後続を突き放し2着に6馬身差をつけて勝利。前走のみやこSは重賞初挑戦で2着に入り、勢いに乗って重賞初制覇を果たした。父レガーロは産駒の重賞初勝利。兄のハピも2022年チャンピオンズC3着などダート重賞戦線で活躍中だが、先に重賞制覇を成し遂げた。
2着には4番人気で川崎のライトウォーリア(吉原寛人騎手)(牡7歳、川崎・内田勝義厩舎、父マジェスティックウォリアー)、3着には6番人気でJRAのメイショウフンジン(酒井学騎手)が入った。勝ちタイムは2分6秒0。
クリスチャン・デムーロ騎手(アウトレンジ=1着)「(スタンドからの声援に)ありがとう! いいスタート、いいポジション、あと馬が素晴らしかった。(初騎乗でしたが)いい馬。すごく状態も良くて、競馬も一生懸命走ってくれました。久しぶりに(浦和競馬場に)来られて勝てて良かったです。応援ありがとうございました」
大久保龍志調教師(アウトレンジ=1着)「涼しくなって状態が良くなってきたので、今なら重賞でもやれると思っていた。ピッチ走法だし、小回りの浦和もあっていそうだった。前2頭は速そうなので、その後ろという作戦通り。でも、こんなに離して勝つとは思わなかった。落ち着いているし賢い。小回りを上手に走ったので、また地方のレースに参加できればと思う。もっと大きなレースを獲りにいければ」