◆第10回ターコイズS・G3(12月14日、中山競馬場・芝1600メートル)12月10日、栗東トレセン
ドゥアイズ(牝4歳、栗東・庄野靖志厩舎、父ルーラーシップ)は、夏を越して馬体が一層充実している。庄野調教師は「夏に北海道で1度使ったあと、間隔を空けて馬体はひと回り大きくなった。帰厩してからも順調にきている」と手応えを感じる。
前走のクイーンSは4コーナーで大外を回しながらよく追い込み、勝ち馬と0秒1差の4着と負けて強しの内容。約5か月ぶり、1ハロン短縮にも「状態は悪くないし、マイルも結果を出している」と不安はない。2歳時には阪神JFで3着に入った実力馬が、10度目の挑戦で重賞初Vをつかむ。