20年に無敗の3冠馬に輝いたコントレイル(牡6歳、父ディープインパクト)の馬像が京都競馬場のパドック付近に設置され4月6日、除幕式が行われた。ノースヒルズの前田幸治代表を始め、管理した矢作芳人調教師、主戦を務めた福永祐一調教師らが出席。「スターホースができたらこういうモニュメントをつくるのが夢でした」と前田代表。「子供もいい馬ができている。第2、第3のコントレイルを、ダービー馬はダービー馬から。サンデーサイレンス、ディープインパクト、コントレイルと次の世代につなげてほしいと思います」と産駒の活躍に期待を込めた。
「感激して言葉が出ない。ホースマンとしてこれほどの誇りはない」と矢作調教師も感無量の表情。福永調教師は「子供にレースで騎乗することはかないませんが、いずれコントレイルの子供、管理馬でこのような像を建てられるような馬を送り出したい」と意気込んだ。同馬の産駒は25年にデビューする予定。