日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2023(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。7月11日は今年生まれた当歳馬のセールで、午前9時30分にスタートした。
上場番号357番の「セレスタの2023」(牝、父キズナ)は1億9000万円で落札された。母はエストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典・G1(芝1600メートル)を勝ったアルゼンチンの2歳女王。ダートでも重賞を3勝した。半姉にJBCレディスクラシックを制したヴァレーデラルナ(父ドゥラメンテ)、クイーンCを勝ち、オークスでも2着に入ったハーパー(父ハーツクライ)がいる。購買者は長谷川祐司氏。
長谷川祐司氏「今日、馬を見て動きが良かったですし、血統的にもいいので、落札できて良かったです。2億円ぐらいにはなるかなと思っていました。レースでの活躍、そして繁殖としても期待しています」