オオバンブルマイなど所有する岡浩二オーナー 永島まなみ騎手に今週4頭依頼し勝負気配「度胸がある!」

2023年12月28日の阪神1Rをクロダブシで制した岡浩二オーナー(左)と永島まなみ騎手
2023年12月28日の阪神1Rをクロダブシで制した岡浩二オーナー(左)と永島まなみ騎手

 オオバンブルマイ(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット)などを所有する岡浩二オーナーが、「サンデーヒルズ」名義も含め今週の土日で永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=に以下の4頭を依頼。勝負気配が漂っている。

 【土曜小倉】

2R・タイヘイノヨ(セン3歳、栗東・庄野靖志厩舎、父ディスクリートキャット)

 【日曜小倉】

5R・ケイテンアイジン(牡2歳、栗東・谷潔厩舎、父アレスバローズ)

6R・ユメシバイ(牝2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父ディスクリートキャット)

8R・ユメカナウケン(牝3歳、栗東・谷潔厩舎、父トゥザワールド)

 岡オーナーは昨年、JRAで16勝しているが、そのうち永島まなみ騎手で6勝を挙げており、2位の和田竜二騎手(2勝)以下を圧倒。昨年JRAで50勝を挙げた永島まなみ騎手にとっても、岡浩二オーナーが馬主別でトップだった。岡オーナーは「度胸があるから!」と厚い信頼を寄せている。

 一番の期待は日曜小倉5R・九州産限定の新馬戦、ケイテンアイジン。6月19日の栗東・坂路で永島騎手を背に52秒7―12秒5をマークしており、「先週の新馬戦で差のない4着だったゴメンネジローという馬がいるんですが、(19日の追い切りで)それに先着したんです! スタートもメチャクチャ速いと聞いています」と鼻息を荒くしている。

 同馬は昨年の九州1歳市場で650万円で落札され、生産は2021年の北九州記念を制したヨカヨカと同じ本田土寿氏で、厩舎も同じ。馬名は敬天愛人=天を敬い人を愛することという意味で、ロードカナロアの近親でもある同馬が、どんなドラマを繰り広げるか注目だ。

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