【新潟記念】3歳牝馬ライトバックはシャープな末脚で折り合いも問題なし 茶木調教師「思い描いていた調教」

併せ馬で追い切られたライトバック(左、カメラ・谷口 健二)
併せ馬で追い切られたライトバック(左、カメラ・谷口 健二)

◆第60回新潟記念・G3(9月1日、新潟・芝2000メートル)追い切り=8月28日、栗東トレセン

 桜花賞、オークス3着の3歳牝馬ライトバック(栗東・茶木太樹厩舎、父キズナ)は栗東・CWコースでアンリーロード(4歳2勝クラス)を4馬身半追走。ほぼ馬なりのままシャープな末脚を見せ、6ハロン83秒2―11秒4で半馬身先着した。折り合いも問題なく、茶木調教師は「前に馬を置いて、時計が速くなりすぎないように、かつ、我慢させる調教。思い描いていた調教ができた」と満足げな表情を浮かべた。

 抜群の切れ味を持つ反面、折り合いの難しさが課題だった。しかし茶木師は「春先より乗りやすくなっていると思う。見た目に幅が出たし、自分のバランスで走れるようになった。気性的にも大人になっている」と成長を認める。

 今回は年長馬と初対戦だが、斤量は52キロと差がある。指揮官は「この斤量差をもらって、どれぐらいの競馬ができるか。今後の指標になる」と力を込めた。

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