【スプリンターズS】一昨年の2着馬はラスト1ハロン11秒5 深山調教師「(成長力は)計り知れない」

Wコースで追い切ったウインマーベル(カメラ・橋口 真)
Wコースで追い切ったウインマーベル(カメラ・橋口 真)

◆第58回スプリンターズS・G1(9月29日、中山競馬場・芝1200メートル)1週前追い切り=9月19日、美浦トレセン

 一昨年の2着馬ウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー)は、Wコースで抜群の動きを見せた。

 追い切りはトップスティール(5歳3勝クラス)と併せ馬。追走から直線で内に入ると力強く伸びて6ハロン84秒7―11秒5で併走馬を突き放す抜群の動きをみせた。深山調教師は、「1週前にしっかりやりたかった。馬はだいぶ良くなってきました。ここまで計画通りですね。前に前に行きながらも、伸縮していてタメが利いていました。バランスのいい走りでした。こちらとしては完成の域に入ってきたなと思っていましたが、さらに良くなっているので、計り知れないですね」と悲願に向けて手応え十分の口ぶりだった。

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