【スプリンターズS】ルガルがG1初制覇 7年目の西村淳也騎手は涙のG1初勝利「まずは母親」に感謝の気持ち

G1初制覇を飾ったルガル(左)(カメラ・池内 雅彦)
G1初制覇を飾ったルガル(左)(カメラ・池内 雅彦)

◆第58回スプリンターズS・G1(9月29日、中山競馬場・芝1200メートル、良)

 秋のG1シリーズ開幕戦に16頭が出走し、9番人気のルガル(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ドゥラメンテ)が、G1初勝利を飾った。デビュー7年目の西村淳也騎手は、これがG1初勝利となった。勝ちタイムは1分7秒0。

 2着は5番人気のトウシンマカオ(菅原明良騎手)、3着は4番人気のナムラクレア(横山武史騎手)だった。

 西村淳也騎手(ルガル=1着)「(デビュー7年目でG1初勝利)本当に騎手生活を続けていて良かったです。杉山(晴紀)先生、杉山厩舎のスタッフ、関係者の方々に一生懸命に馬をつくっていただき、感謝しています。1番人気だった高松宮記念(10着)で悔しい思いをして、関係者の方々に迷惑をかけてしまったので良かったです。幸せです。(速いペースになったが)競馬のことは覚えていません。(ゴール前は)何も覚えていません。(感謝の気持ちは誰に伝えたい?)まずは母親です。僕を女手ひとつで育ててくれましたし、騎手になってから、たくさんの方に支えられて、ここまでくることができました。馬にもいっぱい迷惑をかけたりしましたし、感謝したい人がたくさんいます。G1ジョッキーは目標のひとつでしたけど、まだまだ僕の目標はいっぱいあります。それに向けて頑張っていきたいです」

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