東京11R・毎日王冠・G2・馬トク激走馬=ホウオウビスケッツ
巴賞を勝って挑んだ前走の函館記念は2番手から直線で後続を突き放して3馬身半差V。斤量57・5キロを背負っての完勝は価値が高い。暑さに弱く、じっくりと立て直したが、美浦・Wコースの1週前追い切りでは5ハロンの自己ベスト(65秒7)を計時。完全に復調、上昇カーブを描いている。
直前はWコースで3歳1勝クラスに先着した。奥村武調教師は「恥ずかしくない出来。条件がいいし、昨年も使いたかったレース。目標の天皇賞・秋へ向かうためにも賞金を加算を」と意気込む 3歳時にスプリングS2着があり距離はOK。東京コースも良績があり舞台に不安なし。好枠を引き、持ち前の先行力が行きそうなだけに、ここは前めから粘り込むシーンを描ける。