香港C・G1(12月8日、香港シャティン競馬場・芝2000メートル)に出走するリバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)が11月25日、滋賀・栗東トレーニングセンターで国内最終追い切りを行った。
午前5時でまだ真っ暗なCWコースをゆったりと単走で周回し、最後に手綱を緩める形でスッと加速。6ハロン86秒8―11秒2でまとめた。見守った中内田調教師は「動きは良かったです。正直、前走(天皇賞・秋=13着)の競馬前も悪くはなかったですし、順調にきているなと感じます」と納得の表情を浮かべた。
海外遠征は2度目。前回のドバイ・シーマクラシックは3着だった。「向こうでは調整程度。芝の感触を確かめる感じだと思います。あとは輸送と向こうの環境に慣れればですね」とトレーナー。本来の走りで、復活の勝利を狙う。