11月24日の京都11R・カノープスS(ダート1900メートル=16頭立て)は単勝4番人気だったホウオウルーレット(牡5歳、栗東・栗田徹厩舎、父ロージズインメイ)が直線で豪快に差し切った。なお、単勝1番人気だったシゲルショウグン(牡4歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父モーリス)は先手を奪ったが、4着に沈んだ。勝ち時計は1分57秒6(良)。
道中は馬群の中で脚をためていたが、勝負どころで仕掛け気味に外へ持ち出すと、直線では一気に加速。内の馬群を楽々とのみ込み、最後は2馬身差をつける完勝だった。
これが昨年10月にオープン入り後、初勝利となる。岩田康誠騎手は「理想的な展開でした。進路も取りやすかったですし、一戦ごとに仕掛けるとグッと反応するようになってきました。まだ良くなるなと思います」と成長を感じ取る。栗田調教師は「ジョッキーと相性がいいですよね。ブリンカーを着けると、思ったような競馬ができます」と2走前から着けた馬具の効果も感じ取っていた。今後は未定。