【マイルCS】ブレイディヴェーグは切れ味抜群の動き 宮田調教師「伸び脚は目を見張るものがありました」

ブレイディヴェーグ
ブレイディヴェーグ

 ◆第41回マイルCS・G1(11月17日、京都競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=11月6日、美浦トレセン

 昨年のエリザベス女王杯の覇者で、久々だった前走の府中牝馬Sで復活白星を挙げたブレイディヴェーグ(牝4歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ロードカナロア)が、切れのある動きで順調な仕上がりをアピールした。

 Wコースで外ジーククローネ(4歳1勝クラス)、中ロジシルバー(4歳3勝クラス)との3頭併せの3番手からスタート。直線の入り口で前の2頭と約1馬身間隔まで差を詰めると、ゴール前で仕掛けて鋭く加速。6ハロン82秒5―11秒3をマークして中ロジシルバーと併入(外ジーククローネに約1馬身先着)に持ち込み、スピード感あふれるフットワークだった。

 宮田調教師は「先週に(放牧先から)戻させてもらって、前回使った後は背腰に負担がかかっていたが、しっかりとケアをしてもらって、前回よりも筋肉の質、傷みに関しては改善しています。初日のキャンターから前回よりも(動きが)キレキレで良くなっています。今日もいい動きでしたし、残り1ハロンからの伸び脚は目を見張るものがありました」と、確かな手応えをつかんでいる。

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