◆第26回兵庫ジュニアグランプリ・Jpn2(11月21日、園田・ダート1400メートル、良)
秋の園田での2歳重賞に12頭(JRA5頭、兵庫5頭、北海道2頭)が出走し、1番人気のハッピーマン(牡、栗東・寺島良厩舎、父ダノンレジェンド)が道中6番手から直線で前をとらえ、重賞初勝利を飾った。6月の阪神でのデビュー戦(ダート1200メートル)では3馬身半差の完勝。2戦目のヤマボウシ賞(1400メートル)では4着に敗れたが、巻き返して初めての地方でタイトルを奪取した。勝ちタイムは1分29秒7。
なお、坂井瑠星騎手は同レースに初騎乗初勝利。10月の南部杯(レモンポップ)に続き、今年の地方交流重賞6勝目となった。
2着は3番人気のコパノヴィンセント(吉村智洋騎手)、3着は5番人気のヤマニンシュラ(幸英明騎手)と上位をJRA勢が占めた。
坂井瑠星騎手(ハッピーマン=1着)「すごい脚でした。いいスタートを切って引っかかりたくなかったので、遅れてもいいかなと思っていました。行きっぷりがよくて押さえるのが大変でしたけど、じっとしているだけでした。道中は落ち着きが良かったです。レース前に小牧(太)先輩から『今日は内やで』と言われていたので、内に行きました。先輩に感謝したいです。直線は手応えがよかったので、進路さえ開けばという感じ。(乗っていて)ハッピーでした。1400メートルをこなせて幅が広がった内容。この先楽しみです」