【京都5R・2歳新馬】ランスオブカオスが抜け出してV 吉村誠之助騎手「強かったです」

京都5Rを制したランスオブカオスと吉村誠之助騎手(右から2人目)(カメラ・山本 理貴)
京都5Rを制したランスオブカオスと吉村誠之助騎手(右から2人目)(カメラ・山本 理貴)

 12月1日の京都5R・2歳新馬(芝1400メートル=9頭立て)は、単勝2番人気のランスオブカオス(牡、栗東・奥村豊厩舎、父シルバーステート)が勝利した。勝ち時計は1分22秒5(良)。

 道中は8番手を追走。4角から吉村誠之助騎手がスパートをかけると、反応良く加速。メンバー最速の上がり3ハロン33秒6の末脚で、直線で前にいた5頭をかわし、2着のジーティエスピ(戸崎圭太騎手)に2馬身半差をつけた。鞍上は「新馬としてはぼちぼちの内容でしたが、強かったです。抜け出してからフワっとするところがあったので、そこが課題ですね」と振り返った。奥村豊調教師は「気がいい馬なので、もうちょっとレース運びが上手かと思っていましたが、周りに牝馬が多く、前半は戸惑いながらの競馬でした。エンジンがかかってからはいい脚でしたし、予定より前倒しで使ったので良くなる余地はあると思います」と話した。今後は朝日杯FS・G1(12月15日、京都競馬場・芝1600メートル)に登録する。

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