新パートナーと頂点へ(栗東)

シンエンペラー
シンエンペラー

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今日はチョイと小忙しい時間が続きまして、取りかかるのが非常に遅れることに…。まぁ、どーでもいい前振りを書いてもいいんですが、早く情報をお伝えしたいということで早速、本編にいきたいと思います。

 さて、来週は皐月賞トライアルが2つ行われます。西の若葉Sで注目を集めるのが母にファンディーナを持つ高野厩舎のパシフィックルート(牡、父ロードカナロア)ではないでしょうか。新馬は好位からしぶとく脚を使い、接戦を制してのデビューV。前走時で566キロの超大型馬だから、当然2戦目での上積みは大きいはずです。「いいんじゃないですか。順調に成長していますよ」と高野調教師。マイルの新馬を除外されて、2000メートルへの投票となったですが、実はこのお父さんなのに「距離は短いかもしれません」と話していたんですよね。で、今回も同じ距離への投入。「結果的に除外されて良かったかもしれません」と距離適性も見いだしつつ、トライアルに挑みます。

 その若葉Sには友道厩舎のアドマイヤテラ(牡、父レイデオロ)も参戦します。この馬、何度も書いてますが、調教は地味なんですよね。けど、実戦に行くと、恐らく友道調教師の期待以上の走りをしているな、という感じ。前走だって、初戦より明らかにレースぶりが良くなってましたもんね。「初戦より着差をつけて勝ってくれている。何とかここで権利を取りたい」とトレーナー。正直、つかみどころのない印象はあるのですが、3連勝があっても驚けません。

 さて、友道厩舎といえば、自分で推奨しといて何ですが、先週の日曜にびっくりしましたよ。ジュンヴァンケット(牡、父キズナ)です。正直、昨秋は「デビューするところまでいけるのかな」と聞くほど体質が弱かったのに圧巻の勝利です。「距離はもつタイプじゃないと思うので、NHKマイルCを目指したい」とトレーナー。今後はアーリントンCがニュージーランドTを目標にするようです。個人的には友道師がこの時期に既走馬相手の初戦を勝って、即重賞挑戦を決めるって、あまりないパターンだと思っているので、かなり楽しみにしているんじゃないかな、と思っています。

 話は戻って、再び若葉Sへ。ここは矢作厩舎が2頭出しになりました。ミスタージーティー(牡、父ドゥラメンテ)は先日も書いたように藤岡佑Jと、さらにホウオウプロサンゲ(牡、父キズナ)は菱田Jとのコンビで参戦することになりました。

 そして、ここからが大事なお話。報知杯弥生賞で2着だったシンエンペラー(牡、父Siyouni)は予定通り、皐月賞へ向かいます。鞍上は新たに坂井Jを迎えることになりました。「最後まで伸びているんだけどね。次につながる内容だったと思うし、色々な意味で上積みはあると思う」と矢作調教師。個人的には、今年の牡馬クラシックの中身濃いレースだと思っている京都2歳S、ホープフルSでの連続好走、さらには今回のレースと「最右翼」と言える存在ではないかと思っていますし、厩舎所属でこの馬のことをよく知っている坂井Jとのコンビでひと押しを期待したいところです。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル