【東京8R・4歳上1勝クラス】初来日のタイグ・オシェア騎手がジャミーレで初勝利「これから数多く勝ちたい」

ジャミーレに騎乗した東京8RでJRA初勝利をあげたタイグ・オシェア騎手(右)(カメラ・荒牧 徹)
ジャミーレに騎乗した東京8RでJRA初勝利をあげたタイグ・オシェア騎手(右)(カメラ・荒牧 徹)

 JRAの短期免許で来日しているタイグ・オシェア騎手=愛国=が、4月27日の東京8R・4歳上1勝クラス(ダート1400メートル=15頭立て)で、騎乗したジャミーレ(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父リアルインパクト)が1着となり、うれしい日本初勝利を挙げた。勝ち時計は1分25秒7(稍重)。

 発馬で行き脚がつかず、道中は中団の馬群の中に位置。直線はパートナーを外に導くと持ち前の豪腕でしった激励すると、ぐいぐいと伸びて先頭に躍り出てそのまま押し切った。鞍上は「初めての日本でこういう形で勝てて、これから数多く勝ちたい。(レースは)ゲートは出たが、馬を怖がって後ろからの競馬になってしまったけど、馬の力を信じて直線で外に出したらしっかり伸びてくれました。ありがとう」と満面の笑みを浮かべた。

 同騎手は、UAEを拠点に活躍し、3月末のドバイ・ワールドCでは、ローレルリバーに騎乗し、ウシュバテソーロに8馬身半差の圧倒的な差をつけ勝利した。

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