◆札幌記念追い切り(14日・函館競馬場)
ブラストワンピースが函館・芝コースで躍動した。ロジシルキー(3歳2勝クラス)を目標にスムーズに加速。直線で内に入ると余裕の手応えであっさり1馬身先着した。
7月28日以来、2度目のコンタクトを取った川田は好感触。「2週前も悪くなかったですが、今回の方がレースに向けて整ったかなと思いました。(2週前と)動きが違うので、変化があった部分を僕なりに感じることができました」と確かな良化を伝えた。
1番人気を集めた前走の目黒記念は8着に敗れたが、予定している凱旋門賞へ向け、反撃ムードが漂う。「前走は59キロと高速馬場も影響したかな。絞るのを意識した前走と違い、今回は体が減らないようにという感じでやってきた。いい傾向だと思う」と大竹調教師。札幌で弾みをつけてフランスへと飛び立つか。