【チャンピオンズC】ウィルソンテソーロは昨年2着のリベンジ期す 小手川調教師「この1年で本当に成長しました」

JBCクラシックを制したウィルソンテソーロと川田騎手
JBCクラシックを制したウィルソンテソーロと川田騎手

◆第25回チャンピオンズC・G1(12月1日、中京競馬場・ダート1800メートル)

 前走のJBCクラシック(佐賀)で念願のG1初制覇を果たしたウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川準厩舎、父キタサンブラック)が、勢いに乗って2つ目のビックタイトルを狙う。

 昨年は道中では後方の内ラチ沿いでじっくりと脚をため、最後の直線で大外に持ち出されると矢のように伸びて2着。メンバーでダントツのトップとなる上がり3ハロン36秒6(レモンポップなど4頭が2番目の37秒3)の末脚であわやのシーンを演出した。今年はそのリベンジを期す。

 小手川調教師は「ドバイに行ったり、色んな経験をして精神的にも肉体的にも成長した。大きいところも勝たせてもらったし、この1年で本当に成長しました」と目を細める。舞台に関しては「左右や小回りを問わないタイプなので中京1800メートルは問題ないです。JBCを使った後ですし、整えていくなかでG1にふさわしい仕上がりを目指していきたい」と万全を期して勝負に出る。

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