藤田菜七子騎手(23)=美浦・根本康広厩舎=は、10月3、4日は中山で計8鞍に騎乗する。先週は土曜の中山12Rで手綱を執ったエンドーツダの4着が最高。2週ぶりのVを狙う。
10月は昨年、8月と並んで最多の15勝をマークしており、得意なシーズンだ。土曜は10Rのアルピニズムに3連勝の期待が懸かる。「まだまだ良くなる馬だと思うので、ここでどんな競馬をしてくれるか楽しみ」と手応え十分だ。7Rのアスクフラッシュは前走が同じ舞台で9着だったが、上がり3ハロンはメンバー最速で唯一の38秒台をマーク。「バテずにいい脚を使ってくれたし、中山コースも合っていますね」と改めて。
日曜はデビューから4戦連続でコンビを組む中山9Rのジュラメントが好気配。9月30日の最終追い切りにも騎乗し、美浦ポリトラックを馬なりで5ハロン71秒1―12秒5をマーク。「新馬の頃に比べると、だいぶしっかりしてきた感じだし、まだまだ成長してくれると思っています」と話した。
▽今週の騎乗
【土曜・中山】
4Rナンヨーローズ(牡2歳、美浦・畠山吉宏厩舎)
6Rアビースマイル(牝2歳、美浦・清水英克厩舎)
7Rアスクフラッシュ(牡4歳、美浦・田島俊明厩舎)
8Rココロノイコロ(牡5歳、美浦・伊坂重信厩舎)
10Rアルピニズム(牡3歳、美浦・金成貴史厩舎)
【日曜・中山】
4Rハーバーコメット(牝4歳、美浦・根本康広厩舎)
7Rアスティ(セン4歳、美浦・堀井雅広厩舎)
9Rジュラメント(牝2歳、美浦・根本康広厩舎)