【小倉記念・敗者の弁】4着ダブルシャープの酒井学騎手「今後が楽しみになりました」

ダブルシャープは4着(カメラ・高橋 由二)
ダブルシャープは4着(カメラ・高橋 由二)

 ◆第57回小倉記念・G3(8月15日、小倉・芝2000メートル、稍重)

 サマー2000シリーズ第3戦は9頭立て(アールスターは出走取消)で争われ、6番人気でハンデ53キロのモズナガレボシ(牡4歳、栗東・荒川義之厩舎、父グランプリボス)が、松山弘平騎手を背に、直線で外から脚を伸ばし、重賞初挑戦制覇を飾った。3勝クラスからの参戦で、昨年のアールスターから2年連続で格上挑戦Vとなった。勝ち時計は、1分59秒7。

 5番人気のヒュミドール(幸英明騎手)が半馬身差の2着に続き、4コーナーで内をついて浮上した8番人気のスーパーフェザー(武豊騎手)がさらに2馬身半差の3着に粘った。

 酒井学騎手(ダブルシャープ=4着)「この頭数なので、スタートして全体的についていくイメージで運びました。いつも手応え以上にしぶとく頑張る馬が、今日は手応えが良すぎる感じで、結果的にスムーズすぎたのかも知れません。でもオープンでこれだけやれたし、今後が楽しみになりました」

 松下武士調教師(ショウナンバルディ=5着)「早めに来られてきつくなりましたが、最後は伸び返して、しぶとさは見せてくれました」

 藤岡康太騎手(テーオーエナジー=8着)「道中の進みは悪くなかったです。3コーナーあたりで自分からブレーキをかけるようなところがありましたが、その中でも頑張ってくれています」

 和田竜二騎手(グランスピード=9着)「コーナーでペースを落としたかったが、気がいい馬で、外から来られると反応してしまう。そのぶん最後の1ハロンがもたなかった」

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