8月28日の小倉9R・ひまわり賞(2歳オープン・芝1200メートル、九州産馬限定=14頭立て)は3番人気だった熊本産馬のヒノクニ(牝2歳、美浦・深山雅史厩舎、父カレンブラックヒル)が、2番手から抜け出して4戦目での初勝利をオープン特別で挙げた。勝ち時計は1分9秒3(良)。
2着のカシノコマンド(4番人気、酒井学騎手)に1馬身半差をつける完勝。ヒノクニと2戦目からコンビを組み続けてきた長岡禎仁騎手は「気の悪さが課題でしたが、ブリンカーの効果もありましたし、ひとつひとつ覚えていって競馬に結びつきました。道中を完璧にこなして、しまいも伸びてくれました。いい競馬でした。うれしいです」と快勝の余韻に浸った。
生産した熊本県の本田土寿牧場は先週の北九州記念を制したヨカヨカに続いて地元でうれしい勝利。ひまわり賞は2018年カシノティーダ、19年イロゴトシ、20年ヨカヨカに続き、生産馬で4連覇となった。