11月14日の福島5R・障害未勝利(芝2750メートル=10頭立て)は、9月にくも膜下出血と診断された高田潤騎手=栗東・フリー=が復帰初戦でジンゴイストを勝利に導いた。
今回が初障害だったジンゴイストはブリーダーズカップ・フィリー&メアターフを制したラヴズオンリーユーの半兄にあたる。高田騎手は「馬自体は初障害だったので、金、土曜とスクーリングをやって万全な状態でレースに向かえました。トリッキーなコースなのでそれが大きかったですね。馬よりも僕自身の方が心配でした。3週間は絶対安静だったのでトレーニングとかでもカバーできない部分もあって、実際レースに行ってみてもめちゃくちゃしんどかったです。勝つというのはジョッキーじゃないと味わえないし改めていい仕事をさせてもらえているなと感じました」と勝利の喜びをかみしめた。