11月5日の東京3R・2歳未勝利(芝1400メートル=15頭立て)は、12番人気のプレジャークルーズ(牝2歳、美浦・大竹正博厩舎、父ダイワメジャー)が、デビュー4戦目で初勝利を挙げた。16年のケンタッキーオークス・米G1で2着に好走したランドオーバーシーを母に持つ血統。勝ち時計は1分22秒3(良)。
まずまずのスタートを決めて、内の先行馬を見ながらじわっとハナへ。前半600メートル通過35秒5というスローペースに持ち込み、直線では二枚腰でもうひと伸びして、外から追い上げるニシノピウモッソを3/4馬身差で振り切った。芝1800メートルでデビューして、これまで芝のマイルや前走のダート6ハロンなど様々な条件を試してきたが、初めての芝1400メートルで結果を出した。
テン乗りだった松山弘平騎手は「すごく前向きな馬で、1400も合っていた。今日は持ったままハナに行く形で、無理に下げずにためていけた。最後も伸びてしのいでくれて、強い競馬をしてくれました」と、勝利を振り返った。