◆第39回マイルCS・G1(11月20日、阪神・芝1600メートル)追い切り=11月16日、美浦トレセン
前走で毎日王冠・G2を制したサリオス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)は、ライアン・ムーア騎手=英国=が騎乗して、Wコースを6ハロン81秒3―11秒8で、僚馬に先行先着と好調をアピールした。2歳時以来の騎乗で追い切り後に会見したムーア騎手は「成長した印象」と好感触だった。
―今日の追い切りは美浦・Wコースで6ハロン81秒3―11秒8でした。印象を教えてください。
「最後に乗った時から時間がたっているけど、馬の状態に関しては満足しています。とても馬もリラックスしています」
―2歳以来の騎乗ですが、どこか変わった部分などは感じますか?
「成長した印象ですね。メンタル的にも成長を感じられましたし、肉体も含めて馬の状態もすごくいいですね」
―サリオスのマイラーとしての素質はどうでしょうか?
「阪神の馬場は馬にとても合っていると思います。先週は雨が降っていて、馬場が柔らかくなると気になるけど、マイラーとしての距離適性に関しては合っていると思います」
―サリオスのどんなストロングポイントを引き出したいですか?
「重賞も勝っていますし、馬のコンディションもいいので、いい状態で臨めればいいですね」
―ファンへ一言お願いします。
「競い合う相手も強いので、簡単なレースとはいかないですが、いい状態で臨めるようにしたい。応援よろしくお願いします」