【ジャパンC】ヴェラアズールがCWコースでラスト11秒4 渡辺調教師「上がってきた感覚ある」

松山弘平が騎乗し、CWコースで速い時計を出したヴェラアズール(カメラ・高橋 由二)
松山弘平が騎乗し、CWコースで速い時計を出したヴェラアズール(カメラ・高橋 由二)

◆第42回ジャパンC・G1(11月27日、東京・芝2400メートル)1週前追い切り=11月17日、栗東トレセン

 重賞初挑戦だった京都大賞典・G2を豪快に差し切ったヴェラアズール(牡5、栗東・渡辺薫彦厩舎、父エイシンフラッシュ)が、CWコースで追い切った。

 松山弘平騎手(レースは未定)を背に単走。ゆったりとしたフォームで加速していき、直線は軽く促された程度で力強く伸びて6ハロン79秒9―11秒4をマークした。

 渡辺調教師は「1週前はしっかり負荷をかけようと。見た目以上に時計が出ていて(状態が)上がってきた感覚はあります」と前走以上の仕上がりに胸を張った。

 デビューから16戦続けてダートを走っていたが、今年3月に芝へ投入されて以降は5戦3勝。上がり3ハロンはすべて最速と素質が一気に開花した。「広い東京コースの長い直線は合っていると思います。いい勝負ができれば、来年がさらに楽しみになりますね」とトレーナーは期待を込めた。

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