JRAの短期免許を初めて取得し、12月10日から騎乗するデヴィッド・イーガン騎手=イギリス拠点=が12月8日、栗東トレセンを訪れた。
早速2頭の追い切りに騎乗し「馬にとっては天国のような環境。僕のいるニューマーケットに似て、馬も人もいっぱいいる」と興奮気味に第一声。主戦場の欧州だけでなく中東や豪州、インドでも騎乗経験がある23歳は「キャリアの中でいろんな国に行きたいと考えている」と日本でのプレーも望んでいたことを明かした。今回の免許は12月28日までだが、更新して2023年1月末までの滞在を予定している。
11日の阪神JF・G1ではアロマデローサ(牝2歳、栗東・池添学厩舎、父キンシャサノキセキ)の手綱を執る。「日本の競馬は質が高いと感じている。多くの人とコネクションをつくりながら、結果も出したい」と来日1週目から大舞台で存在感を見せつけるつもりだ。