【シンザン記念】武豊騎手がライトクオンタムで自身37年連続重賞V 「SDGsな感じでいいんじゃない」

弟の武幸四郎調教師(左)が管理するライトクオンタムで37年連続重賞勝利を達成し、グータッチで喜びを分かち合うた武豊騎手(カメラ・高橋 由二)
弟の武幸四郎調教師(左)が管理するライトクオンタムで37年連続重賞勝利を達成し、グータッチで喜びを分かち合うた武豊騎手(カメラ・高橋 由二)
ライトクオンタムが豪快に差し切り、武豊騎手は37年連続重賞勝利を達成(カメラ・高橋 由二)
ライトクオンタムが豪快に差し切り、武豊騎手は37年連続重賞勝利を達成(カメラ・高橋 由二)

◆第57回シンザン記念・G3(1月8日、中京競馬場・芝1600メートル、良馬場)

 2023年最初のJRA3歳重賞は、7頭によって争われた。2番人気のライトクオンタム(牝、栗東・武幸四郎厩舎、父ディープインパクト)が豪快に差し切り、デビュー2連勝で重賞初制覇。騎乗した武豊騎手は今年の重賞初Vで、JRA重賞通算350勝目。デビューした1987年から37年連続の重賞勝利を達成した。また、ディープインパクト産駒は、産駒デビューの2010年から続く14年連続重賞Vで、全13世代でJRA重賞ウィナーを輩出することとなった。勝ち時計は1分33秒7。

 1馬身差の2着は逃げて粘った3番人気のペースセッティング(バウルジャン・ムルザバエフ騎手)、さらに1馬身差の3着は4番人気のトーホウガレオン(福永祐一騎手)が続いた。1番人気に推されたクファシル(デヴィッド・イーガン騎手)は7着に終わった。

 武豊騎手(ライトクオンタム=1着)「初めて乗せてもらったんですが、いい馬ですね。ゲートの中で落ち着きがなくて、飛び上がるようなスタートになったので、そこでレースを切りかえました。道中は外に逃げて走っていたので、いい雰囲気ではなかったし、最後の直線にかけるしかなかった。直線では最後まで伸びてくれたので、能力あるなと思いました。かなり素質はありますし、ディープインパクト産駒ですし、まだ2回目でこのパフォーマンス。楽しみですね。(自身の37年連続重賞勝利は)SDGsな感じでいいんじゃないでしょうか」

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