サウジCで13億円獲得のパンサラッサ、ドバイワールドCに出走決定「総合的に判断」と矢作師

世界最高賞金のサウジカップを日本馬として初めて制したパンサラッサと吉田豊騎手
世界最高賞金のサウジカップを日本馬として初めて制したパンサラッサと吉田豊騎手

 日本調教馬で初めてサウジCを制し、約13億円を獲得したことでも注目を集めているパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)がドバイワールドC・G1(3月25日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)に向かうことが3月7日、決まった。鞍上は引き続き吉田豊騎手=美浦・フリー=。

 同馬はすでにサウジアビアからドバイへ移動しており、調教も再開している。矢作調教師は「馬場やメンバー、特にメンバーを考えました。サウジでの走りや、ドバイに移ってからのダートの調教を行ったスタッフの意見なども含め、総合的に判断しました。(レース後も)特に疲れなどもありません」と説明。現在、日本競馬で通算獲得賞金が歴代3位となっており、1位を塗り替えるのか、注目の一戦にもなる。

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