【阪神大賞典】気配がいいディープボンド 大久保調教師「今年は天皇賞を何とか取りたい」

ディープボンド
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◆第71回阪神大賞典・G2(3月19日、阪神・芝3000メートル=1着馬に天皇賞・春の優先出走権)=3月18日、栗東トレセン

 このレース3連覇がかかるディープボンド(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)は強い雨が降るなか、坂路でゆっくりと駆け上がってきた。古馬らしく落ち着き払った姿が印象的だ。

 大久保調教師は「いつも通りの調整だよ。追い切り後もいい意味で変わりないね」と順調な調整ぶりにうなずいた。また、今回は「(脚をためる)いつもの競馬をしたいね」とラストで苦しくなった有馬記念(8着)の先行策から、得意の好位から差す戦法で巻き返しを図る。

 「去年も思っていたけど、今年は何とか(本番の)天皇賞・春を取りたいと思う」と先を見据える指揮官。あくまでも目標は次だが、仕上がりは申し分ない。阪神大賞典3連覇も十分狙える。

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