第30回マーチステークス・G3が3月26日、中山のダート1800メートルで行われる。
チャンピオンズC3着以来の一戦になるハピ(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)。横山典弘騎手が「ブエナビスタみたい」と評価した砂の逸材に重賞初Vの好機到来だ。
中山で5戦3勝2着2回のコース巧者ウィリアムバローズ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎)、初ダートのカテドラル(牡7歳、栗東・池添学厩舎)は荒れた芝が合うタイプだけにかみ合えば面白い。
レパードS勝ちのカフジオクタゴン(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)は白山大賞典3着、佐賀記念3着と地力強化中。ここでも上位の地力はある。20年のレパードS優勝のケンシンコウ(牡6歳、美浦・小西一男厩舎)、プロキオンS1着ゲンパチルシファー(牡7歳、栗東・佐々木晶三厩舎)、東京大賞典4着以来のサンライズホープ(牡6歳、栗東・羽月友彦厩舎)、佐賀記念2着デルマルーヴル(牡7歳、美浦・戸田博文厩舎)、前走・TCK女王盃3着プリティーチャンス(牝6歳、栗東・野中賢二厩舎)、上がり馬ロードヴァレンチ(セン4歳、美浦・中舘英二厩舎)、総武S1着ホウオウルバン(牡5歳、美浦・池上昌和厩舎)もエントリーした。(大上 賢一郎)