◆第32回アーリントンC・G3(4月15日、阪神競馬場・芝1600メートル=3着馬までにNHKマイルCの優先出走権)=4月14日、栗東トレセン
昨年の京王杯2歳Sの覇者、オオバンブルマイ(牡3歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット)は、坂路を軽やかなキャンターで駆け上がった。吉村調教師は「目標をここに置いて、逆算して順調に調整できた」と話した。
前走の朝日杯FSは出遅れが響き7着。しかし吉村師は「位置取りは後ろになったが、直線まで伸びてきてくれている。あのときは前、内じゃないと厳しい馬場だったし、悲観することはない」と前向きだ。
今回は武豊騎手との新コンビ。「先週、ジョッキーも『動くね』と言ってくれた」と指揮官。4か月ぶりの実戦で重賞2勝目を目指す。