【京都9R・つばき賞】リミットバスターが追い比べ制し2連勝 高倉稜騎手「負けん気が強い」

リミットバスター(中)がゴール前の混戦を制す。首差の2着にアンテロース(左)、さらに鼻差の3着にウインルーティン(カメラ・高橋 由二)
リミットバスター(中)がゴール前の混戦を制す。首差の2着にアンテロース(左)、さらに鼻差の3着にウインルーティン(カメラ・高橋 由二)

 5月13日の京都9R・つばき賞(3歳1勝クラス、芝2000メートル、12頭立て)は、6番人気のリミットバスター(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ハーツクライ)がゴール前の接戦を制してデビュー2走目の未勝利戦に続く連勝を飾った。勝ちタイムは1分59秒9(良)。

 気合をつけて2番手を取り切り、流れに乗った。勝負どころで他馬より鞍上の手が激しく動いたが、離されずに食らいついて直線を向くと、ゴール前は3頭横並びの追い比べの真ん中から最後は首差だけ前に出た。

 高倉稜騎手は「スピードの乗りが遅くてずっと手応えが悪かったんです。まくられないように自分から動いていきました。外の馬に出られましたが、負けん気が強い馬で、しのいでくれました。道中のポジションの幅が広がれば、もっと良くなりますし、距離が延びても通用すると思います。楽しみな一頭ですね」と、今後の飛躍に期待した。

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