【セレクトセール】藤田晋オーナー、牝馬最高2億8000万円でコントレイル産駒を落札 2日で23億円超投入

「シーズアタイガーの2023」(手前)はこの日の牝馬最高額(写真は(C)Japan Racing Horse Association)
「シーズアタイガーの2023」(手前)はこの日の牝馬最高額(写真は(C)Japan Racing Horse Association)

 馬主3年目となるサイバーエージェントの藤田晋社長(50)が、この日の牝馬最高額となる2億8000万円でコントレイル産駒の「シーズアタイガーの2023」を落札するなど億超え5頭を含む計8頭を13億2000万円で落札した。前日の総額10億4900万円と合わせ、23億6900万円を投入し、素質馬を買い揃えた。

 順調なら25年にデビューを迎える当歳世代も豪華なラインアップとなった。3億3000万円で落としたエピファネイア産駒「ピクシーホロウの2023」は、スプリンターズS覇者ピクシーナイトの半弟。同産駒で叔父にサリオスなどがいる「サロニカの2023」(牝)も2億6000万円で購入し、「この牝系は取りたいと思っていました。体を見ても抜群ですね」とこだわりを見せた。

 前日以上に会場を沸かせた藤田氏は「セレクトセール3年目なのでだいぶ慣れてきて、今年は計画も立てやすかった。受験生みたいに準備してきました」と成果に納得の表情。セールデビューとなったコントレイル産駒に「顔が小さくて格好良く見える。初年度ですし、総じて高くなるとは思っていましたが、想像を超えていました」と語った。

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