◆第28回秋華賞・G1(10月15日、京都・芝2000メートル=稍重)
今春の桜花賞、オークスを制したリバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)が単勝1・1倍の圧倒的1番人気に応えて快勝し、牝馬3冠を成し遂げた。単勝オッズが1・1倍となったのは、1984年のグレード制導入後8度目(ほか05年菊花賞のディープインパクトが唯一の1・0倍)で、秋華賞では02年ファインモーションに続く2度目だった。
同じく単勝支持率67・3%は、12年ジェンティルドンナ(61・3%)、18年アーモンドアイ(60・1%)、20年デアリングタクト(57・1%)など過去の3冠牝馬6頭をすべて上回り、秋華賞では02年ファインモーションの72・0%に次ぐ歴代2位の絶大な人気となった。