【マイルCS】エエヤンが美浦坂路で51秒8―12秒1の1番時計タイ! 伊藤大調教師「それだけ仕上がりがいい」

坂路で1週前追い切りを行ったエエヤン(右)。左はコスモジョセフ(カメラ・荒牧 徹)
坂路で1週前追い切りを行ったエエヤン(右)。左はコスモジョセフ(カメラ・荒牧 徹)

 ◆第40回マイルCS・G1(11月19日、京都競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=11月8日、美浦トレセン

 今年のニュージーランドTを制したエエヤン(牡3歳、美浦・伊藤大士厩舎、父シルバーステート)は坂路を5ハロン51秒8―12秒1で登坂。全体時計はこの日の1位タイで、ラスト1ハロンも3位タイと優秀なタイムを記録した。見た目にも動きの良さは際立っており、軽く仕掛けられると併せたコスモジョセフ(3歳1勝クラス)に内から1馬身半先着。近2走は結果を出せていないが、G1でも確実に通用するパワーを感じさせた。

 伊藤大調教師も「予定より時計は速いけど、それだけ仕上がりがいいってことですね。可動域が大きくなりました」と手応え十分。初の京都にも「トリッキーな中山で結果を出しているし、心配はしていません」と自信ありの様子だ。

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